「100円のコーラを1000円で売る方法2」の概要を紹介します
中経出版様オフィスで「100円のコーラを1000円で売る方法2」の大きなディスプレイ広告が始まりました。
格別のお取り扱い、ありがとうございます!
本書は電子書籍と紙の書籍を同時に出版していますが、BookWalker様では、こんなキャンペーンが始まっています。(画像をクリックするとキャンペーンサイトに繋がります。明日までですね)
アマゾンでは、まだ商品説明文が掲載されていません。(アマゾンへの情報掲載には若干時間がかかるようです)
しかし新聞広告などは行っていないにも関わらず順位は300位を前後しています。前著をご覧になった方々がアマゾンで買っていただいているのかもしれません。ありがたいことです。
本書についてはまだ書評もわずかですし、解説を掲載しているサイトも少ないので、若干の説明をさせていただきます。
前著「100円のコーラを1000円で売る方法」では、主人公である宮前久美の成長を通じてマーケティングの基本を事例で描きました。
続編となる本書では、宮前久美は競合であるバリューマックス社のライバル・内山明日香が手がける新商品に苦戦を強いられます。そして成功体験から抜け出せない社内の抵抗にも遭い、悪戦苦闘します。
「まず周りの人達の意見を聞こう」と考えて、聞いているうちに情報過多になって処理しきれずに情報の海に溺れてしまい、多忙の中で時間だけが過ぎ去るのに何も仕事が進まない、という経験をされた方は多いのではないでしょうか?
実際に私もさんざん経験してきましたが、本書を通じて主人公の宮前久美も同じ経験をします。
この状況からいかに脱出するか、が、今回のテーマです。
本書では、「失敗の本質」にも描かれた失敗学、ランチェスター、ポーター、孫子といった競争戦略、網羅思考から論点思考・仮説思考への転換、さらにミンツバーグの創発戦略までを、実際の企業での業務に則してご紹介しています。
一冊目がマーケティングの入門書だとすれば、2冊目となる本書はもう少し実践面にシフトした内容になっています。
もしご興味がありましたら、書店で手にとってご覧いただければと思います。
(なお、本シリーズの名前「100円のコーラを1000円で売る方法」は、1冊目のラウンド8のタイトルから取っていますので、シリーズ2冊目となる本書にはコーラの話は出てきません。何とぞご了承下さい)