100歳まで働く時代がやってくる!?
日本の100歳以上の人口が5万人を超えました。40年後には70万人になると言われています。
このようなタイミングで、ちょうど日経ビジネスオンラインで、「隠居べーション 100歳まで働く時代がやってくる!?」という記事を連載しています。
「100歳現役サラリーマンの長~い社会人生活 福井福太郎さんが歩んだ日本の近現代史」に登場する福井福太郎さんは現在は毎日辻堂から東京まで通勤。
70歳から働いている今の会社が、人生で一番長く務めているそうです。しかし激動の時代を生き抜いて来られたのですよね。
「98歳ガール、パリに出張撮影 人生三転の女性報道写真家、笹本恒子氏」に登場する笹本恒子さんは、現役カメラマン。ヨーロッパにも出張されています。
活き活きとしてとてもお若い福井さんと笹本さん。記事を拝読して、100歳のイメージが変わりました。(興味のある方は、リンク先の写真をご覧になることをお勧めします)
映画「ロボジー」の冒頭では、ミッキーカーチスが演じる主人公である73歳の老人が、引退して仕事がない日々に、時間を持て余らせる様子が描かれています。
そしてロボットの中に入る仕事で人々に夢を与えることに大きな喜びを感じるようになります。
人は「仕事を通じて人の役に立ちたい」という気持ちを持っています。
「高齢化社会」は、若い人が高齢者を支えるということが前提になっているように感じます。
しかし70歳・80歳になってもその経験を活かして元気に働ける社会の方が、明るい社会になるような気がします。
実際に100歳になっても働いている福井さんと笹本さんを拝見すると、主体的に自分の人生を生きているように思いました。そして主体的かどうかは、自営か雇われる側かに関係はなく、あくまで仕事に対する考え方の問題のように思います。
今後、年齢に関係なく、自分の仕事に対する仕事観はますます大切になっていくのかもしれませんね。