ついに、中国経済が変調し始めた?
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「チャイナ・ウォッチャーの視点 中国で月餅の生産が半減?数字が示す経済の本格的な衰退」で石 平さんが中国経済の変調を紹介しています。
・温州市(輸出製造業の一大生産基地)では、約4000社の民間製造業の60%が操業停止
・今年上半期の鉄道建設投資は、前年度比4割減
・鉄鋼産業の利益は約95%減
記事では、以下のように締め括っています。
---(以下、引用)---
このように、現在の中国経済は輸出も不動産も公共事業投資も全部落ち込んだ状況の中、「成長の新しいエンジン」として期待を寄せられている消費までも冷え込んでしまうと、中国経済の全面衰退はもはや避けられないすう勢であろう。
成長と繁栄の「響宴」は、確実に終わったのである。
---(以上、引用)---
一方で、2012/08/19の日本経済新聞では、「中国国家統計局が7月の主要70都市の新築住宅価格動向で、50都市で前月の水準を上回った」という記事が掲載されています。景気下支えのための金融緩和に不動産市場がいち早く反応した結果であり、政府は不動産取引規制の徹底を地方政府に指示しているとのことです。
政府は様々な景気刺激策を打っているようです。
日本の経済は、今や中国の影響を大きく受けます。
あくまで一時的な変調なのか?あるいは大きな衰退の流れに入るのか?
今後、中国経済がどのように変わっていくか、しばらくは動向を見ていく必要がありそうです。
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