オルタナティブ・ブログ > 永井経営塾 >

ビジネスの現場で実践できるマーケティングと経営戦略をお伝えしていきます。

ビジネスパーソンは、仕事で学んだ経験を、本に書こう。ということで勉強会の再度ご案内です #asacafestudy

»

著名人やジャーナリストではなく、普通の一般人で本を書く人が増えています。

かく言う私もIT企業でマーケティングを担当している会社員ですが、先々週に上梓させていただいた「100円のコーラを1000円で売る方法」(中経出版)は、私にとって5冊目、今年3冊目の本になりました。

 

一般人で本を書く人が増えたのは、パソコンやワープロ、インターネットなど、容易に本を書くための「技術」が身近になったということも一因でしょう。(なにしろ昔は、原稿用紙に文字を入れながら一冊分書いたのですから。これだけ考えても、特殊技能です)

しかし、「本を書く技術が身近になった」からと言って、本業を抱えるビジネスパーソンが、プロの作家やジャーナリスト、ライター、大学の先生と同じ土俵で書いたとしても、これらの方々を凌ぐ価値のある本を書けるとは必ずしも限りません。

例えば、ビジネスパーソンがジャーナリストが時間をかけて徹底的に取材して書く内容を超えるのは、至難の業です。

 

しかしビジネスパーソンが、プロの作家、ジャーナリスト、ライター、大学の先生を超える内容の本を書ける分野があるのです。

何か。

それは、自分が仕事で深く学んだ経験を、読者に分かりやすく書くことです。

世の中の出来事を調べて書いたものは、世の中にもっと深く知っている人がいる可能性があります。

プロの作家、ジャーナリスト、ライター、大学の先生は、そういう世界で勝負している人達です。

ビジネスパーソンが仕事の合間に専門分野外のことを手間をかけて調べたとしても、より詳しい人と議論すると、論破される可能性もあります。

しかし自分が仕事で学んだことは、自分だけのもの。世の中で一番詳しいのは、他ならぬ自分です。

ですので、ビジネスパーソンが本を書く場合は、自分が仕事で深く学んだ経験を書くことで、読者にとって大きな価値を提供することが出来ます。

 

12/3にご案内の通り、12/14(水)の「朝カフェ次世代研究会」で、

「会社員しかできない本の執筆術」

と題して、お話しさせていただきますが、ここでは、上記に加えて、ビジネスパーソンの私にとっての本を書く意味、本を出版するための方法論や考え方などをご紹介する予定です。

私もまさに経験を深めようとしている真っ最中ですので、できる限り質疑応答や議論する時間も取りたいと思っています。

まだ10人ほど余裕がありますので、参加されたい方は、こちらをご参照して、お申し込み下さい。

参加費無料、朝6時半開始、遅刻・ドタ参・ドタキャンしない方であればどなたでも参加いただけます。

 

 

Comment(0)