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「ひょう窃検知サービス」っていうのがあるんですね

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私が学生の頃、レポートは文字通り紙にペンで一文字ずつ書いていきました。

最近は、ほぼ100%ワープロで書ていると思います。

ということで、ITmediaの記事「大学生のデジタル事情(7):コピペ、ダメ、絶対――それでもウィキペディアは利用する」で、最近の学生がレポートを書く状況が分かりました。

「ウィキペディアなんて間違いだらけだから引用するな」という教授は少なくないそうです。

そこで、ウィキペディアで調べはしますが、そのまま引用することはあまりないとか。

逆に問題になっているのが、ネットの文章のコピペです。

私が学生の頃も、レポート書き写しは確かにありました。

当時、ある先生は、「文章の最初の書き出しの10文字を見て、同じモノがあったら両方落第としている。最初の10文字が同じになる確率は、天文学的数字だから」とおっしゃっていました。

そんな書き写しの場合でも「手書きで書く」という作業はあった訳です。これがそのままコピペできてしまう。確かにとっても楽ですが、あまり勉強にはならないですね。

 

ということで、「ひょう窃検知サービス」というのがあるそうです。

 

実はこのチェック、英語であれば、以前「【使用報告】 英語の文法校正ツールGrammarly、結構使えます」というエントリーでご紹介した英文校正支援サービスGrammarlyを使えば、個人でも簡単にできます。

たとえば、「バリュープロポジション戦略50の作法」の英語版で、セオドア・レビットの「マーケティング近視眼」の文章を引用した部分は、Grammarlyではこんな感じで指摘してくれます。

Grammarly1

 

引用元の部分がハイライトされ、該当するネット上のURLが示されます。

Grammarlyの対象ユーザーである学生が、これを利用して、引用元の文章と微妙に異なる文体に変えてチェックから逃れる、ということもできるのですね。

「ひょう窃検知サービス」は日本の大学ではあまりメジャーではないということですが、逆にチェックされる方はこのように対策を立てるのかもしれません。

まぁ、本来は引用箇所は引用箇所として明示し、自分の文章は自分で書くのは一番よいのは言うまでもありませんが。

 

 

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