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仕事の優先順位は、必ずしも、緊急度と重要度だけで決まるのではない(1)

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私が社会人になってから、27年間毎朝やっていることがあります。

...と言っても、恐らく皆さんもやっていることです。

朝1番に当日行うべき仕事を全て書き出すようにしています。

頭の中にある「やらなければいけない仕事」を全て、毎朝、書き出します。

前日のメモを見て、参考にしたりしています。

 

「全て手書きで、毎朝書き出す」というプロセスが結構大切だと思います。

書いているうちに、その仕事で行うべきことを頭の中で整理しているのですよね。

一通り書き出した後は、今日中に完了させなければいけない仕事を明確にします。

常に考えているのは、「今、自分がやるべき仕事は何で、今日はどの仕事を完了すればいいのか?」ということ。

一通り書き出した後は、常に仕事の優先順位を考えながら、仕事を進めていきます。

 

ただ、優先順位といっても、必ずしも「重要な仕事」や「緊急な仕事」だけを優先するのではありません。

確かに、緊急度の高い仕事や重要性の高い仕事は、高い優先順位で取り組むべきことが多いのは確かですが、一日、あるいは一週間の仕事全体の量と品質を考えた場合、別の優先順位の観点も必要になります。

 

一つの考え方は、仕事の性質を考える、というものです。例えば以下のように、その仕事が自分だけで完了できるのか、他人との関わりで完了できるのか、という視点です。

 

【最優先順位】 仕事を進めるために相手からの返事が必要な仕事

まずは相手に、必要な情報をお伝えし、いつまでにどのような返事が必要かを伝えます。この際に、相手の処理時間も考慮します。夜中にいきなり依頼して、「明朝まで」というのは、なるべく行わないようにしています。(ただ、緊急の場合はこんなお願いも必要なりますので、事情をご説明します)

【2番目の優先順位】 相手が自分の返事を待っている仕事

こちらも相手にお願いすることが多いので、お互い様です。私が仕事を完了して相手に返すことで、相手も仕事を開始できる訳で、組織全体で、仕事のアウトプットが向上します

【3番目の優先順位】 自分だけで完結できる仕事

資料作成等ですが、これはいつでもできます。ですので、通常はこの優先順位は下げています。

 

もちろん納期などにより、優先順位が変わることもあります。自分で完結できる仕事を最優先で行う場合もあります。

 

仕事の優先順位を考える場合、他の視点もあります。自分のコンディションを考えて、どの時間帯にどの仕事をすると、アウトプットの質と量が高まるか、という考え方です。

これについては、日を改めてご紹介したいと思います。

 

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