財務省「我が国の財政事情」が提示する、私たちが考えるべき日本の将来
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財務省主計局が発行している「我が国の財政事情(平成23年度予算政府案)」(リンク)という報告書があります。
社会人大学院でご指導いただいた先生のブログで紹介されていたので、読んでみました。
タイトルの通り、我が国の財政状況が分かりやすくまとまっています。
■「一般会計税収、歳出総額及び公債発行額の推移」(p.4)
1990年頃から一般会計税収は減り続けている中で、一般会計歳出総額が拡大し続けている状況
■「利払費と金利の推移」(p.8)
金利が上昇に転じた時に、利払い費が急増し、国債が雪だるま式に増える状況
■「一般会計歳出に占める主要経費の割合の推移」(p.9)
1960年度から2011年度にかけての支出明細の推移。国債費と社会保障費の比率が急増する一方、縮小する文教・科学振興費・防衛関係費
掲載されているデータは、過去から現在までの推移です。
しかし、このまま進むと、この先に何が起こるかも、示唆しています。
私たち日本人は、これらデータから、何を読み取り、どのように考え、どのように行動するか、が、問われていると思います。
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