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これから5年、私たちの生活を変える5つのイノベーション

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技術の進化は、加速度をつけて進んでいます。

そんな中で、技術はどのように私たちの生活を変えていくのでしょうか?

昨年暮れの2010年12月29日に、IBMはちょっと変わった発表をしました。

「IBM、今後5年間で人々の生活を一変させる5つのイノベーションを発表」

詳細はリンク先を見ていただければと思いますが、概要は次の通りです。

■友人との通信も3Dで

映画のような3Dインターフェースが実現、友人のホログラム(3次元立体画像)とリアルタイムで双方向通信ができるようになります。

また、3Dデータで視覚化することで、様々な現象が瞬時に理解できる形に表現できるようになります。(例えば、地球儀上の疾病拡大シミュレーション、ツイッター上で話題の世界のトレンドを視覚化、等)

■空気で充電できるバッテリー

 トランジスタと電池技術が進歩し、デバイスの連続使用可能時間は現在の約10倍に。さらに、エネルギー・スカベンジングと呼ばれる技術を用いて充電するバッテリー不要の電子機器が実現します。例えば、「振ってダイヤルする」ケータイの登場です。

■一人一人がセンサーに

個人の電話、自動車、財布に組み込まれたセンサー、Twitterのつぶやきからデータが収集され、科学者に周辺環境のリアルタイムな情報が伝えられ、地球温暖化対策や絶滅危惧種の保護、世界の生態系を脅かす侵入動植物の追跡などに利用することができるようになります。

既存の単純なセンサーを使い、て研究に役立つ大量のデータを提供し、解析する形になります。例えば、町で雪解けが始まった時期、最初に蚊が現れた時期、小川があるはずの場所から水が干上がっている、等の単純な観察は、研究者が包括的な情報収集ができていない現状では貴重なデータになります。

今までは、このような技術がなかったので実現できなかったのですよね。

■私にぴったりのマイ・ルート

進化した解析技術と進化した交通システムと連携して、個人毎に目的地に最短時間で移動できる道順が分かるようになります。

■コンピューターが、都市生活のエネルギー源に

データ・センター等から放出される余分な熱やエネルギーを、冬のビル暖房や夏の冷房などに再利用できるようになります。

実は現代のデータセンターで消費するエネルギーの50%が冷却で使用されています。放出されるエネルギーを利用できると、このエネルギーを節約できるのですよね。

既にプロセッサーが放出する熱をリサイクルする技術があります。この技術を活用したあるプロジェクトでは、二酸化炭素の年間排出量を最大で30トン、これまでの85%削減できると予想されています。エネルギーコストも比例して削減できます。

 

IBMの発表なので、これらを実現するために必要な技術を、IBMはご提供することが可能です。

 

こちらのビデオ(英語ですが)をご覧になると、より分かりやすいと思います。

 

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