英語で本を書いています。その途中経過と、分かったこと
この年末年始休暇に、集中して新著の英語版を書いています。
「仕事で英語を使うこともあるし、まぁ、何とかなるかな」と思い、12月初めから隙間時間を見つけて、少しずつ書き貯めていました。
「日本語で書く本ですら大変なのに、そもそも英語の本なんて書けるのか?」
という話しもありますが、半年掛けて日本語でかなりロジックを詰めたので、ゼロから英語で書くのよりはかなり楽です。
既に日本語で作成した文章を英語に置換える作業を、ひたすら行うということになります。
面白いのは、英語に置換える過程で、かなり詰めたはずの日本語で書いた文章に、ロジックミスが見つかること。
やはり、日本語よりも英語の方がロジカルに表現できるようになっているということでしょうか?
当然、見つけたロジックミスは、オリジナルの日本語版も修正することになります。
今回の本は全部で4万文字。
全50章なので、一章あたり2ページ見開きで約800文字。
現時点で、「はじめに」と「あとがき」を除くと、全50章中、なんとか9割ほど書けたという段階です。
ただ、英語の品質はかなり怪しいので、今後、この品質をいかに向上させるかがカギですね。
本当はネイティブの方にチェックいただくべきと思いますが、現在の品質は、書いた本人(=私)が見ても、そのはるか前の段階。
ある方が「ネイティブの人に、日本人が書いた文章の校正をお願いすると、すごくストレスが貯まるみたい。最初から日本語を訳した方が楽」とおっしゃっていたのが、頭をよぎります。
「書籍として許せるレベル」以前に、「公式文書として何とか意味が伝わる」レベルの英語まで持っていく必要があるなぁ、と昨日の時点で痛感。
そこで何かいい英語校正ツールがないか探してみたところ、StyleWriterというソフトとGrammarlyというサービスを見つけました。
最初にStyleWriterを見つけたのですが、価格は160ドル。
文章も短く分かりやすくしてくれますし、よさそうなのですが、実際に使えるのか(そして自分のPCに導入できるのか)試せないので厳しいところ。
さらに調べたら、ネット上で「Grammarlyがいい」という情報を見つけ、早速試してみました。
既に訳した文章のうち、第1章~10章を本日チェックし終えましたが、英語の品質を上げるために、結構使えそうです。
機会がありましたら、当ブログでも使い方なども紹介したいと思います。