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欧米社会におけるアートとビジネスの共通点

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先日のエントリー「ビジネスマンこそ、アーティストになれる? 」でも書きましたが、欧米のアートの世界では、自己表現をアートのコンテキストの中で論理的に構造化しないと通用しません。

逆に構造化して自己表現を説明し、それが説得力を持つ新しい表現として認められるものであれば、相手を説得できます。

ニューヨークの写真界で活躍されているHASHI[橋村奉臣]さんの作品も、禅的な東洋思想、日本人がモノに感じている仏性を写真の思想に昇華させて提示したものです。

HASHI[橋村奉臣]さんの考え方は、昨年10月に書いた「『一瞬の永遠』 ニューヨークで不動の地位を築いた、禅的思想の写真家」でご紹介させていただきましたが、非常によく練られた論理体形だと思います。

ビジネスの世界でも、ロジックが通っており、かつ前提条件が正しく、結論が正当なものであれば、受け入れざるを得ない、というのが欧米社会の不文律のようです。

この点では、アートの世界も、ビジネスの世界も、同じなのかもしれません。

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