ビジネスでもプライベートでも記憶に残る人と残らない人では、訪れるチャンスの数が大きく異なります。顧客獲得に悩む営業マンの予算未達の原因は“絶対的な見込顧客の不足”でした。このブログでは1回1回の出会いを大切にすることをテーマに”記憶に残る営業”についてお伝えします。

なぜ、あなたは忘れられてしまうのか?

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皆さん名刺交換はされますよね。

場面はいろいろですが、初対面の場合は必ず名刺交換されると思います。名刺交換はしたものの後から名刺をめくってみると・・・あれ・・・これどんなひとだったっけ?どこであったっけ?ということありませんか?

私は新規開拓営業をしていることもあり昨年は1年間で、1251人の人と名刺交換をしました。それだけ名刺を配って時間もかけて、自分の顔さえおぼえられていなければ、「給料ドロボー!」と言われてしまいます。しかし、営業マンの気持ちとは裏腹にこのような調査結果があります。

ある調査会社がとったアンケートデータでは、実に、7割以上の人が、「初対面で人の顔と名前を覚えるのが苦手」と言っていました。

新規開拓営業マンにとってはショッキングなデータです。さらに・・・

御存じの方も多いと思いますが、19世紀後半にドイツの学者へルマン・エビングハウス(1850-1909)は記憶が時間経過によってどのように変化するのかを忘却曲線という実験結果で発表しています。

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人間は1日後74%のことを忘れているのです。26%のことしか覚えていません。

だから今読んでいただいているこの内容も、皆さんは明日の朝にはすっかり・・・どうか・・・忘れないでください。

でも、なぜそれだけ忘れてしまうんでしょうか?理由は簡単です。

実は人間、「無駄なことを覚えておくと、無駄なエネルギーを消費する」ことになるからです。人間の脳は、必要なものだけを選んで、そのことを長く記憶に残そうとするのです。

もう少し詳しくお話しすると、人間の記憶には2つあると言われてています。

短期記憶と長期記憶です。

まず、私たちが見たり聞いたりしたことは、「短期記憶」というところに入ります。脳の「海馬」と言われるところです。短期記憶の保持期間は短く、その中の本当に必要と判断されたものだけが、長期記憶に移されるのです。長期記憶は保持期間は無限ともいわれます。

初対面で相手に"必要"と判断されなければ、次の日には記憶からは消えている可能性があります。

忘れられないために、必要と判断されるために、長期記憶に残るために、出会いにはこだわる必要があるのです。

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