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ビジネスでもプライベートでも記憶に残る人と残らない人では、訪れるチャンスの数が大きく異なります。顧客獲得に悩む営業マンの予算未達の原因は“絶対的な見込顧客の不足”でした。このブログでは1回1回の出会いを大切にすることをテーマに”記憶に残る営業”についてお伝えします。

地方に人を惹きよせるインバウンドマーケティング!!

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中小企業ほどインバウンドマーケティングが浸透

■インバウンドマーケティングとは

これから、企業のマーケティングにおいて主流となる"インバウンドマーケティング"。
まだまだ、聞きなれない言葉かもしれません。

難しそうに聞こえるかもしれませんが、考え方はシンプルです。
念のため、その意味を確認しておきましょう。

インバウンドマーケティングとは以下の様な、マーケティング手法です。

1.企業などが、あらかじめ、求められる情報をウェブページやSNSで提供する
2.インターネット検索や、ソーシャルメディア上で"見つけてもらう"
3.そして、"魅力的(有益)なコンテンツ"を提供し続けることで絆をつくる
4.最終的に顧客になってもらう

言ってみれば、
従来の"商品名や自社の名前を連呼する"広告や営業が、外向けの一方的なウリコミということで"アウトバウンドマーケティング"と言われることに相対する考え方です。

■なぜインバウンドマーケティングか?

このインバウンドマーケティングの考え方が、これから主流になるのは、以下の2つが大きな理由です。

理由その1:
出版社やマスメディアだけではなく、誰でもウェブページやSNSを利用した発信、コミュニティづくりの手段を持つことができるようになった。

理由その2:
人は何か気になることがあったり、欲しいものがあるときには、自分から検索を行うことが主流になった。(現在、1日に日本では3億回の検索がされているそうです)

広告や営業などで名前を連呼してウリコミするのではなく、"魅力的(有益)なコンテンツで惹き寄せる"インバウンドマーケティングは、資源が限られている中小企業ほど、どんどん浸透していくと思います。

その、インバウンドマーケティングの考え方が、現在の地域定住化の促進においても重要となります。

地方定住化促進のためのインバウンドマーケティング

■これからもプロモーションは必要

最近、県等が県民募集のテレビCMを流しているのを見かけるようになりました。
B級グルメ、ゆるキャラ、ご当地アイドル等も様々なマスメディアでとりあげられてきました。

これらのプロモーションは、これからも必要です。

細かく言うと、"一番初めのプロセス"として必要です。
"知ってもらう、見つけてもらう"一つの段階です。

(もちろん地元産のB級グルメを売る、観光客を増やすことが目的であればOKです。)

プロモーションを見た人のうち、一定の確率でキャンペーンサイトを見るでしょう。
(B級グルメ等で、現地に足は運ぶでしょう)

■もう一つ必要なこと

ここでもう一つ必要(重要)なことがあります。

ウリコミでスポット的なキャンペーンではなく、
1.魅力的(有益)なコンテンツが用意されていることです。
2.そしてコンテンツに連動した顧客化(定住の決定)に必要なプロセスが用意されていることです。

・継続して見たい、人に伝えたいコンテンツとなっているか?(惹きよせる&推奨者化)
・本当にその地域で暮らすことの"価値を伝える"コンテンツとなっているか?(リードへ転換)
・その地域で暮らすことを検討してもらえるか(顧客化プロセス)

もし、どの段階においても"名前を連呼"するアウトバウンドなスポットコンテンツだけではすぐに消えてなくなってしまいます。
せっかく、マスメディアで、キャンペーンサイトに人をたくさん連れてきても・・・
たとえ、プロモーションで現地に足を運んでもらっても・・・

集まった人はあくまで"ジプシー的"な存在だからです。
次にマスメディアに取り上げられた方にすぐに興味が変わり、移動していってしまうでしょう。

■地方地域には魅力的なコンテンツが必要

目的が、次から次へと移動を繰り返す"ジプシー"に一時下車してもらうだけではなく、
本当に地方地域に定住化を促進するために必要なことは、
まずは、定住することの価値を伝えることができる、魅力的なコンテンツが必要なのです。
私は今後、地方地域には"コンテンツプロデューサー"という役割が必要だと思っています。
インバウンドマーケティングは企業の話と言うわけではなく、地域社会にこそ必要な考え方なのです。

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