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クラウドのカタチ: ホステッドなプライベートクラウド

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最近,色んなクラウドのカタチが気になっています.先月公開された記事ですが,興味深いので紹介させて下さい.

ホステッドプライベートクラウドのプレイヤー達!(雲になったコンピュータより)

クラウドの分類というと,例えばパブリックとプライベートがよく知られています.パブリック vs. プライベートの観点は,クラウドを構成するハードウエアやソフトウエアが社外にあるのか社内にあるのか,によります.その他にも様々なクラウドのカタチがありますが.ホステッド(hosted)とは,プライベートクラウド,つまりクラウド資源は社内にあるが,その運用管理は第3者が行うというものです (パブリッククラウドは利用者から見るとすべてホステッドになります).マネージド (managed)クラウドとも呼ばれることがあります.

なんでホステッドなの? プライベートクラウドなんだから管理も自社でやるほうがいいのでは,という論理もあるでしょう.しかし,クラウドを使う理由が,破壊的なサービスやビジネ スモデルの構築に注力し,それらを早く提供することにあるのなら,利用者にとっての選択肢になり得ると思います.私は,クラウドそのものを開発する企業に勤めていまして,実際クラウドの一部を開発する仕事をしています.中の人になって思うのは,クラウドを開発し,管理運用するのはかなり大変だということです :-) 特にクラウドの場合,例えば年に一度のバージョンアップではなく,継続的デリバリー,つまり頻繁に改良やバージョンアップを繰り返しています.使っているコンポーネントに脆弱性が発見されれば,セキュリティパッチを迅速にあてる必要もあります.これらの処理を自分たちで行うことは結局の所,新しいサービスやビジネスモデルにフォーカスする,というそもそもの理念を損うことになるかもしれません.クラウドにとって一番大切なのは,利用者の選択肢が沢山あることだと思います.ホステッドあるいはマネージドクラウドを使うことで,プライベートクラウドの長所を活かしながら(例えば,データを社外に出す必要がない),クラウドらしさを教授できる,という意味で,面白いカタチだと思います.

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