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全く新しい新着情報ポータル開始

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VoiceWatchというサービスのα版をリリースしました。このサービスのユニークなところは、対象コンテンツを所謂参加型メディアである、市民メディア、地域密着型メディア、草の根メディア、市民記者、ブログ、掲示板など、既存媒体以外を扱っているところです。

今度のα版では、これらの新着情報をロボット巡回で取得し、リアルタイムフィルタリングエンジンで、4000近いジャンルに自動分類して、表示します。既に、同じインフラを用いてfresheye NewsWatchというサービスを、昨年11月から行っています。こちらは既存メディア(全国紙、地方紙、専門誌などなどのサイト)中心ですが、VoiceWatchでは、市民の視点で書かれた広範囲な情報を、ユーザー各自の情報ニーズにあわせて、楽しむことができます。

今は、まだライブドアPJ、ツカサ新聞の露出が多く、この2媒体の宣伝みたいになっておりますが、今後益々記事の質も量も増して行きますのでご期待ください。

ブログの取得も現在4万記事/日くらいですが、2~3ヶ月後には、30~40万記事をこなせる予定です。

さて、今回こういう非既存媒体のポータルのようなものを作ろうとした背景ですが、オーマイニュースの韓国での成功やブログユーザーの拡大から、一般人が大量な情報を発信するようになったことが大きな要因です。

また、既存媒体とは、違う視点での情報発信は、ユーザーにとっても価値があると判断しております。

今後は、このサービスに投稿機能、ユーザー参加型の記事評価機能、閲覧記事・発信記事の履歴を分析できる機能などを追加していき、情報の収集・発信・共有・分析など「情報ニーズ」を全て満たせるよう更にブラッシュアップを図っていきます。

これら参加型メディアコンテンツ特長は、1次情報というよりは、何らかの意見・調査などを含んだ1.5次情報であるということです。実際、ブログを書いていて思うのは、何かを書くときの起点になりやすいのは、1次情報より1.5次情報ということ。

1次情報が、客観的な事実であるのに対し、1.5次だと事実プラス意見があるので、自分の意見を構築しやすい~まず賛成か反対か?から始められる~という特長があります。VoiceWatchにおいても、この投稿機能を重視しており、次回のβ1リリース時には、追加になる予定です。

このサービスにより、コツコツ真剣に良質なコンテンツを配信している人々と、既存メディアとは違う切り口での情報を求めている人々を繋ぐことができれば、とても幸せですし、そこから又何か別のクリエイティブなものが生まれると信じています。

まだまだこれからですが、是非ご利用いただき、ご感想などいただければ幸いです。

またITメディア様においては、本サービスに関する記事をご掲載いただき誠に有難う御座いました

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