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プログラミングでメシが食えるか!?

著書の効果:求人

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このところ会社のホームページにある、求人用のエントリーシートから、中途・新卒の応募が続いています。最近は大手企業がかなり採用活動を活発に行っていて、なかなか普通に学校関連に向けた求人を行っても応募が少ないので、とてもありがたいことです。最近の特徴として、私の著書を見て会社を知った、あるいは、一緒に仕事をしてみたいと思った、という記述が多い点が挙げられます。著書は営業面でも有効ですが、求人面でもかなり効果があるという感じです。

採用に関しては当然ながら相手の方と会社との間でWin-Winの関係が築けることがポイントです。そのためにはお互いを良く知り合うことが大切なのですが、一般的な求人活動ではそれがなかなか難しいのです。採用する側は試験や面接で相手の方をかなり知ることができます。面接する側は大抵何人もの人を見てきていますので、かなりの精度で相手の方を見抜くことができるものです。ところが、応募する方は短い時間の会社説明を聞き、質問をしたりするくらいで、なかなか会社の本質や考え方が分からないものなのです。

その点において、社員が書いた著書を読んでもらうというのは、会社の様子を知ってもらうためのかなり有効な手段で、技術書では自分の好きな分野に強いかどうかが分かりますし、特に私が書いているような「仕事の取り組み方」的な著書は就職希望者にとってとても参考になるのではないかと考えています。もちろん著者が真実を書いているかどうかは分からないのですが、著者の知り合いも目にするものですから、あまりにもかけ離れたことは書けないと思います。

本当はインターンシップやアルバイトなどで、実際に体験してもらってから判断するのが一番だと思いますが、著書で知ってもらうのもかなり役に立つのではないでしょうか。もちろん本以外でも社員によるブログなども効果が大きいと思います。まずは自分たちを知ってもらうことが大切です。

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