お餅が残っていて飽きてきたらば『中華雑煮』をお勧めします。
ほんとうは、オルタナブロガー吉川日出行さんの書かれたブログ
2010/01/23 もやし好きならもやし危機の前に一度はもやし鍋を食べておけ
を見て、もやし鍋を作ろうと思っていたのですが、
- 塩豚骨のスープを自作するのは、ちと大変そう
- 冷凍庫に手羽元があった
- お餅が残ってる
という状況から、正月に作った「中華雑煮(2010/01/03 2010年の初調理。 (ツナカレーペースト&手作り餃子入りの中華風雑煮も))」と「風邪薬(2010/01/23 風邪薬、といっても鶏とニンニクの辛いスープを作って食べて風邪予防。)」を合わせた料理にしてしまおうと、急きょ方針を変更して、『中華雑煮・風邪薬バージョン』(名前をくっつけただけじゃん)を作りました。
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鶏の手羽元を沸騰したお湯にくぐらせ(1分ほど)、臭みを取ります。
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手羽元、にんにくスライス、長ネギの緑の捨てるような部分でOK、塩おおさじ1程度で、水から静かに炊きます。
(生姜やセロリを入れてもOK)
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30分~1時間ほど、しずかーに、炊くと、こんな感じです。
そして、余熱調理タイムです。 数時間 ほど寝かせます。
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寝かせた鍋を起こす前に、もやしの下ごしらえ。
両端を1cmほどずつ手でむしっていきます。 これで、いやな食感や根っこに近いところのを取り除き、酢水(大さじ1~2のお酢)につけることで、奥の黄色っぽいもやしから、白いもやしになります。
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取り終えた写真ですが、虫みたいで、ちょっと気持ち悪い感じもしますが、これを食べるよりは、白いほうが良いですよね!
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起きたばかりの鍋を再び火にかけて、しずかーに、しずかーに炊きます。
ネギがかなりデロデロになっており、他のグザイを入れる前に取り除いて下さい。
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フレッシュな長ネギ登場。 全て小口切りの焼いたものにしようと思っていたのですが、テレビの料理番組でよくやっているフォーク使いの白髪ねぎをやってみました。
(やはり、包丁でやった方がいいや という感想ですが。)
さらに、余った長ネギを斜め切りにして使ったので、同じ長ネギで4タイプも。
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かなり、スープが詰まって濃厚になってきましたが、それでも透明感はしっかり。
そして、長ネギと鷹の爪を大さじ1ぐらい、麻辣醤も大さじ1ぐらい投入です。
斜め切りの長ネギと、本当は後から乗せようと思っていた白髪ネギも入れてしまいました。
というのも、もやしが上に来る盛り付けが良いなと思いなおしたということと、フォークで白髪ネギという実験をした産物なので。
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もやし鍋をイメージしていたので、用意しておいた「えのき」も投入しちゃいます。
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仕上げに入ります。
鍋にもやしを投入して、ひたひたになったところで、火を止めてふたをします。
切りモチ(半分にカット)&長ネギの小口切りを焼きます。
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焼けたお餅と長ネギを器に投入します。
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蓋を取ると、シャキシャキ感の残ったもやしが、良い風呂だった~と言わんばかりに顔を見せてくれます。
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お餅&小口切りのネギの上に、スープを流しいれて完成!!
いやーっ、長時間、ゆっくりと炊いた手羽元は、お肉がホロホロっと剥がれてくれて、軟骨もコリコリっという食感を残してくれて、当然ながらシャキシャキもやしも、、、
最高です!
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これらを手抜き料理・時短料理として作るならば、
手羽元 → もも肉
ガラスープの素(大さじ2)+ほたてダシ(大さじ1)
辛味は、鷹の爪だけで最初っから投入
長ネギ → 斜め切りだけ
餅がなければ、マロニーでも、春雨でも、冷凍のうどんでも。