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エンタープライズコラボレーションの今と今後を鋭く分析

もやし好きならもやし危機の前に一度はもやし鍋を食べておけ

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 今朝の日本経済新聞の土曜版日経プラスワンの何でもランキングは「おすすめの鍋つゆ」だった。確かに最近スーパーに買い出しにいくと実に様々な鍋つゆが売られている。カレー鍋、トマト鍋、チーズ鍋にコラーゲン鍋など今風の鍋から石狩鍋、きりたんぽ鍋から始まる日本各地方の鍋用のつゆもあって、狭い日本によくこれだけの鍋料理があるもんだと感心する。

 ちなみにクロス・マーケティングの調査結果によると日本人が宅飲み(自宅に人を呼んで、または友人や知人の家に呼ばれてお酒を飲むこと)の際に食べる鍋料理としては、すき焼き、寄せ鍋、おでん、水炊きといった伝統的な鍋料理が上位に並ぶがトマト鍋、チーズ鍋、コラーゲン鍋も今後の宅飲みで食べてみたいとする人が2割を超えていて普及が期待されるらしい。

0112025057  鍋料理は比較的安価にできるということで不景気な時代にぴったりなのだろう。そんな中で私も先日気になる鍋つゆを発見したので早速買ってきて今日試してみた。その鍋の名前はなんと「もやし鍋」。

 もやしといえば安価でなおかつ価格変動も小さいということで不景気な時代に家計を助ける代表的な食材として多くの主婦から注目され、もやし料理専用のレシピ本が発売されたりここ1~2年特に注目されている。実際に12月の日本チェーンストア協会の販売概況でももやしは好調だとされている。

 ただ先日『「もやし」値上がりの可能性 原料高騰に生産者が悲鳴』というちょっと気になるニュースも出ている。中国でもやしの原料になる緑豆が不作で値上がりしているというのだ。場合によっては今の一袋40円程度という価格が維持できなくなり中小のもやし生産者が淘汰されていく可能性があるという。
 ちなみにこういったもやし危機は、今回が初めてのものではない。2008年にも残留農薬検査絡みで中国からの緑豆の輸入がストップしたことがあった(記事:日本の食卓からもやしが消える? 原料豆を中国が輸出ストップ
 前回のようにもやしがこの危機を乗り越えてくれることを強く祈りたい。レシピに書いてある2倍のもやしを投入した我が家のもやし鍋をつつきながら。

===2010/01/23 20:00 食後の感想を追記(ほうぼうでリクエストをいただいたのでw)

20100123  もやし鍋を美味しくいただきました。塩豚骨のスープにもやしと豚肉はよく合って美味しかったです。季節的にキャベツも甘くて良い味を出していました。ただスープが若干濃いめですので西日本出身の私には濃く感じられやや薄めました。
 もやしはレシピには一袋(200g)と書いてありましたが思い切って二袋入れて正解だったと思います。一袋だともやしの量が相対的に少なくて、もやし鍋っぽくならないと想像します。
 鍋つゆのパックにシメにラーメンかちゃんぽんをいれると良いと書いてありましたので東洋水産の鍋物用のラーメンを入れましたがこれが大ヒット。鍋用にすぐ茹で上がる仕様になっているのがGJです。野菜ラーメンっぽい感じになって最後まで美味しくいただけました。

===当ブログにおける過去のもやし記事

===インターネットで最近話題になったもやし記事

===ニコニコ動画にあるもやし宣伝PV

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