クラウド戦役をZガンダム視点でわかりやすく解説するブログ+時々書評。

【登壇13社発表】Microsoft Innovation Award 2015は機械学習、IoT、3D、KINECT、データ活用祭り

»

今また1年振りにスタートアップ業界の一大ページェントMicrosoft Innovation Awardを挙行出来ることは、日本におけるテクノロジースタートアップの発展を具現化したものとして喜びに耐えない!マイナーすぎてわかる人も少ないかもしれないが、宇宙世紀0083年、ソロモン海域で開催された観艦式におけるグリーン・ワイアットの演説より。

Microsoft Innovation Awardは今回で8回目を迎えるマイクロソフト主催のアワードプログラム。時勢にあわせて細かな実施形態を変えながらも、ソフトウェア、ハードウェア、IoT からアプリまで、幅広く IT ソリューションを表彰するマイクロソフトのアワード プログラムとして、すでにビジネスを展開されているスタートアップ企業はもちろん、個人事業主、学術/研究機関や大手企業の新規事業部門を対象としている。応募・審査基準は一般的なものであはあるが、「マイクロソフトのテクノロジーを何らか使っていること」という条件が入る。しかしながら、昨今ではAzureの上でCentOSの仮想マシンを利用するだけでもこの条件をクリアできてしまうこともあり、以前に比べて応募企業が大幅に増加してきている。

結果的に想定外に多くの企業、団体から多様な分野にわたる応募をいただき、審査と準備に時間がかかり、すっかり遅くなってしまったが、当日登壇される13社をここに発表させていただきたい。いずれも、機械学習や深層学習などのデータ活用系や、IoT、3D描画、KINECTなど、テクノロジーを活用した新サービスでがんばっておられる、気鋭のスタートアップ企業である。まずはラインナップをご覧いただきたい。一見して、他のピッチイベントとは少し趣が違うことをご理解いただけるのではないかと思う。

テクノロジースタートアップにフォーカスしているのは、もちろん、マイクロソフトとして支援しやすいという事情もあるが、それぞれイスラエル、ロンドンのMicrosoft Ventures Acceleratorに採択されたCapyFOVEの活躍を間近で見て、グローバルに展開しやすいのはビジネスモデルやサービスによる差別化ではなく技術に立脚したチームではないかと考えているためである。

■テクノロジーエッジ賞(5分ピッチ)

パフォーマンスに特化したスマートシューズ: Orphe
3Dフィギュアを街に持ち出すARプラットフォーム: Figmy
HTML5共創プラットフォーム: jThird
手術後の表情をKINECTで確認できる: Twinface
動画やWebを劇的に高速化する: MistCDN / MistPrefetch
Excelに圧倒的なグラフ描画表現力を追加する: E2D3

テクノロジーエッジ賞は、惜しくも優秀賞を逃したものの、技術力は素晴らしく、今後の活躍が大きく期待できるみなさまに、プレゼンテーションの機会を提供しようという試みである。テクノロジーエッジ賞を含む全登壇企業には、はてなが展開するサーバー監視ツールMackerelの無償利用権が提供される。

■優秀賞(6分ピッチ+3分サポーター補足)

紙のデータ集計を効率化する東大ベンチャー: AltPaper
サポーター:元Microsoftスタートアップ担当馬田さん

テレビ視聴の質を捉える: TVI - "Identifier"
サポーター:B dash ventures西田さん

Deep Learningに依存しない判定機: 画像解析できるマン
サポーター:プロフェッショナルコネクター勝屋さん

画像認識型SNS分析ツール: BrandPit Analytics
マイクロソフトインダストリーマネージャー藤井さん

残像画像を自動で生成: Clipstro
Samurai Incubate 池上さん

属性や反応を自動計測する: FG-サイネージ
マイクロソフトエバンジェリスト西脇さん

300万DL突破。プローブ情報から正確な渋滞分析: 渋滞ナビ
インテル・キャピタル浅田さん

優秀賞の皆様には、賞金5万円と、過去の受賞企業であるSansan株式会社からEightのプレミアムクーポンとEight VIPスキャンが提供される。

優秀賞7社のなかから最優秀賞が選ばれ、賞金自体は50万円と一般的な水準の域を出ないのだが...、
日本航空株式会社からロンドンや北京をはじめとする世界各地にあるMicrosoft Ventures Accelerator 訪問に利用可能なマイレージと、
freee 株式会社によるクラウド会計ソフトの20万円分のライセンスがあわせて提供される。

なお、当日Twilioを活用した電話投票の形式で決定するオーディエンス賞には、当日撮影班としてご協力いただいているデジタルハリウッド様から、当日のプレゼンシーンを活用したサービス説明動画を、彼らが提供するSmart Workというサービスを利用してかっこよく編集してもらえる権利!が提供される。

いろいろ特典を記載してきてお気づきの方もいらっしゃるかもしれないが、前回のブログで記載したBizSpark Plusの約1500万円分Azure無償利用権を、アクセラレーター、インキュベーターのパートナーと一緒になって提供することになったというストーリーと同じく、今回のイベントも、多くのスタートアップ企業関係者のご協力で成り立っており、提供される副賞も、おそらくはみなさんがもらって嬉しい、つかって嬉しいものではないかという思いで、各社にご協力をお願いしてきた。

ピッチ大会と、THE BRIDGE企画によるパネルディスカッション2本、表彰式を行ったあとは、ささやかながらこちらも趣向を凝らした懇親会。Azureビジネスでお世話になっているISAOとMICSに懇親会スポンサーとなっていただいたおかげで実現することができた。参加される皆様は両社に感謝の意を表していただきたい。

明日ご来場予定のみなさまは、会場大混雑の見込みなので早めの到着をお勧めする。全ご来場者分の椅子は残念ながら用意できなさそうである。何らかの都合で申し込みを忘れていたけれどどうしても参加したくなった!という方は、個別に事務局アドレス宛ご連絡いただくと、関係者登録してもらえることもあるかもしれない。すでに満席完売御礼なのですべてのご要望にお応えできず大変恐縮ではあるが、ご理解いただければ幸いだ。

当日のハッシュタグは #BizSparkJP を予定している。ご都合あわない方はこちらのTLで状況をおいかけてみてはいかがだろうか。

Comment(0)

コメント

コメントを投稿する