日本語化でさらにお手軽!AzureのVisualStudio支援ツール日本語ランゲージパック提供開始
長らくお待たせしてしまって申し訳ないが、Azure開発を行う際に非常に便利でほぼ必携の
Visual Studio 用 Azure 開発支援ツール(SDKに同梱)の日本語化が完了したので皆様に
お知らせしておきたい。すでにコチラからダウンロード可能になっている。
最新のAzure開発環境(2010年6月版のSDK1.2に同梱)をお持ちであれば、今回新たに
提供された日本語用のランゲージパック(3MB)を追加するだけでOKだ。何らかの事情で
SDKが最新版になっていない方は、この際入れ替えておくことをオススメする。また、
そもそもVisualStudio自体をお持ちでないという方は、下記WebPI(Web Platform Installer)の
ページからVisual Web Developerをインストール(WebPIに含まれている)すれば問題ない。
さて、実際のところは画面表示が日本語化されただけで、特に機能が追加されている
わけではないのだが、見慣れた画面も日本語表記になると何故か落ち着くドメスティック
育ちな私。せっかくなのでデプロイまでの流れを見ていただこう。(下図画面クリックで拡大)
テンプレートを選択して…、Azureへのデプロイ設定を変更して…
発行しようとすると1.2からの新機能でAPI経由での直接デプロイ画面になり…
VisualStudioのエディションによってはクラウドデバッグを効率化するIntelliTraceを設定し、
デプロイがVisualStudioの画面内で完了してしまう。しかも全部日本語表示で。
これはつい人に見せびらかしたくなるほどお手軽&超便利。
※デモでデプロイした後はインスタンスを削除しておくのを忘れずに!(私よく忘れがち)
今年2月の正式サービス開始よりまだ半年しかたっていないのが信じられないくらいだが、
Azure周辺の機能やサービスは急ピッチで整備が進んでいる。今回のVisualStudio用
開発支援ツールだけでなく、SDK自体やMSDNライブラリ、各種ホワイトペーパーなど、
日本語化のご要望は多々いただいている。
この7月以降、マイクロソフト社内でゲリラから正規軍に昇格したAzure組はいろいろ
仕事がしやすくなっている(と、少なくとも私は感じている)。みなさまのご期待に添えるよう、
コンテンツやツール、サポート体制などの整備は粛々と進めてゆくので、みなさまには
これまで以上にAzureを活用したサービス展開、既存アプリケーションのAzure対応に
ご尽力いただきたい。