【保存版】連休中にやってみよう。誰でもできる!Azureにアプリを展開する全手順
正式リリースに向けての準備が大急ぎで進みつつあるが、その表れの一端としてWindows Azure Platformの
開発ポータルが少しずつ進化を遂げている。
昨年秋のPDC以来、各所でご紹介してきた azure.com のサイトは、濃いめの青とオレンジを基調とした
シックな色調であったが、ここ1-2週間の間に白ベースにクリアブルー、アクセント色にライムグリーンを
配した明るい感じに変わってきている。
上図のように、azure.comのホーム画面は以前のLook&Feelのままだが…、
先に進むと、例えばアプリケーションパッケージのデプロイ画面は新しいデザインに変更されている。
見た目以外の変更点としては、課金系とデプロイ手順まわりが大きいのだが、残念ながら課金のテストは
一部のユーザー候補企業のみに限定されているため、まだそのユーザー体験をご覧いただくことができない。
というわけで、今回はこの手順に従えば、誰でもAzureにアプリをおけるようになる手順を
スクリーンショット入りでご紹介したい。詳細は下記リンクからPPTXファイルをダウンロードし、
画像とメモを参考にして作業を進めていただきたい。
AzureAccountActivation.zipをダウンロード
■ステップ1:Live IDの取得
すでにお持ちの方もいると思うが、せっかくなので新規に取得することをオススメする。なぜならば、
現段階のAzure開発ポータルの仕様では、1つの開発プロジェクトは1つのLive IDにしかひもづけられないため、
状況によっては、開発アカウントをチーム内で使い回す可能性があったり、公開するアプリケーションが
個人的なメールや写真などを含む直接自分のLive IDに関連づけられてしまうのが気持ち悪いという方も
いるのではないかと思う。
まだLive IDをお持ちでないという方は、先日発表のあったWeb版Officeを利用するためにもLive IDは
必要になるため、この機会に取得しておいて欲しい。
■ステップ2:Microsoft Connectへの登録
マイクロソフトが開発者向けに提供しているベータテストプログラムへの登録サイトへの登録が必要だ。
少々ナビゲーションが煩雑に思われるかもしれないが、先ほどのPPTXにある画面ショットの通り
作業を進めればそれほど時間のかかるものではないのでご協力願いたい。
ここでWindows Azureのプロダクトキーを入手することができる。
■ステップ3:Windows Azure開発ポータルでのサービス作成
プロダクトキーを認証することで新規にサービスを作成できるようになる。
サンプルのアプリケーションパッケージは、こちらを利用していただくのがよいだろう。
以前ご紹介したトレーニングキットに含まれるハンズオンのソースである。
日本語訳も開発コミュニティ主導で整備されつつあるので、有効に活用していただきたい。
これらの手順はすべて無償でお試しいただける。Visual Studioの開発環境がそのままクラウド仕様に
転用できるのがAzureの強みの1つだが、あいにくVisual Studioがお手元にないという方は、
上記手順でAzureがどんなものなのか、試していただければ幸いである。
なお、この手順はブログアップ時のものであり、随時更新されることが予想されるため、
その際には適宜指示に従っていただきたい。