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アジャイルに行こう!

ソフトウェアを作るのは、組織(organization)ではない。人(people)だ。

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IBMのRSDC(Rational Software Development Conference)に参加しています。この一週間、IBM Rational の新しい戦略の発表をはじめ、ソフトウェア開発ツール群のロードマップも発表されています。

Day1 は、VPのScott Hebner のキーノートから始まりました。びっくりしたのは「アジャイル」が戦略の中心だったことです。IBMがアジャイル!?

「Ship Early, Ship Often, Listen to Customer」という3つのテーマが示されましたが、良く見ると、これはアジャイルそのもの。あるいは、リーンといってもいい。IBMというと固い、トップダウンのイメージが強いですが、ボトムアップも含めてアジャイルを今後押して行く戦略のようです。

そのフラグシップとなるプラットフォームが、Jazzです。Jazzは、コントロールでなく、コラボレーションを支援する新プラットフォーム。開発者が緩やかに協調しながら、分散環境でも開発ができる。そんな開発環境です。リポジトリとRESTのWebAPI、クライアントライブラリからなっています。その上にTeam Concert という開発ツールが載っています。EclipseIDEとも統合され、分散アジャイルを支援する、というわけです。

写真は、Scott Hebner。彼のスピーチのボトムラインは、「ソフトウェアを作るのは、組織(organization)ではない。人(people)だ。」でした。まさにアジャイルだ。

Scotthebner

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