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アジャイルに行こう!

《本》「組込みソフトの開発現場につける薬」

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Kumikomi杉浦さんの、技評SE新書。
節の題名を並べる。

・まずはやってみる姿勢
・手法によるのではなく、手法の考え方による改革
・開発者の気づきをどう促進するか
・CMMやPMBOKがすべてではない
・直接向き合うコミュニケーションの重要性
・人材育成という観点を忘れない

などなど、全く正しい!ぼくの考えている現場活性化の目的や手段、および方向性にとても近いものを感じた。「構造化手法には問題があるからオブジェクト指向にしよう」というのは間違い、としているのもまったく同意だし、PDCAサイクルに多くのページを割いていたり、「(パフォーマンス)=(スキル)×(マインドセット)」などなど。

あと、文章術としてみると、上記のように節の題名が、…について、みたいな真偽のわからないものでなく、「主張」している書き方がとても好き。
組込みに限らず、多くのソフトウェア開発者、とりわけ管理者に読んでもらいたい。
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