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アジャイルに行こう!

TPS とアジャイル原則・実践とのマッピング

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ということで、ぼくなりに、TPSと「ソフトウェア開発」のマッピングについて、分かっているものを線で結んでみた。ほとんどはMaryによって知られている。

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さらに、TPSクイズを用意しました!:(回答は、フォントを白くしています)

Q1:後工程のことを「お客様」とよびます。お客さまが欲しいものを欲しいといったときに欲しいだけ作るのがプル生産。では、前工程は何と呼ばれる?
A1:「神様」。前工程がなければ自分たちは何も作れない。
解説: 同じ流れの中にある、両隣の工程をリスペクトすること。言葉にこれが表れている。

Q1:後工程から生産指示が来ない場合、前工程はどうする?
A1:掃除する(5S)。それでも指示が来なければ、後工程へ行って手伝う。これを「応受援」という。
解説: 掃除、というのは、ソフトウェアで言うなら、「今週の作業が終わっても、次週の作業をやってはならない。時間があまったらリファクタリングせよ!」。にあたる。また、かんばんを使って需要変動に生産側が対応しているのだが、それでも吸収できない変動は、リソース移動もやれてしまう(中央集権でなく)。

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