私は、「JUDEを作っていること」と「組込みオブジェクト指向モデリングのコンサルタント」の立場から、毎年、モデル審査委員を務めています。そして、レースにも審査団として参加し、翌日のワークショップにて参加した人たちとワークショップを通じて議論や親睦を図るようにしています。

さて、今年で6年目、本戦は、ソフトウェアのモデルと走行体のコース走行タイム、それぞれに順位がつきますが、毎年話題になるのが、レースの結果とモデルの順位に相関がないこと。速いということと、優秀なモデル(ドキュメント)とがそんなに関係しないことはある意味自明かもしれません(もちろん、保守性や再利用性とモデルは相関があるでしょうが)。しかし、速さそのものと良いモデルの相関がなくてもよいのでしょうか?!そうすると、モデリングそのものの存在価値が危うくなります。審査委員としては、モデルの審査基準やレースのルールを毎年新しくすることによって、なんとかこの相関を取ろうとしています。具体的には、今年から、「性能技術審査団」という新たなチームが結成され、モデルの中に読み取れる「予測性能」について加点しています。

さて、今年の結果ですが、

  • 予選を勝ち抜いた50チームが本選に残った。
  • 完走率が、昨年の14%から今年は46%にあがった。

などから、かなり相関が期待できるか!?と思いましたが、結果は。。。。後ほど発表されますので、乞うご期待。

ETロボコン2007の公式サイト。
http://www.etrobo.jp/top.html

写真は、レースの様子(Differ有明というプロレスもできる場所)。一斉に張り出されたモデル。

RaceModels 

平鍋

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平鍋 健児

平鍋 健児

株式会社チェンジビジョン代表取締役社長、永和システムマネジメント副社長。
オブジェクト指向開発、UMLの勘所、アジャイルな開発手法の未来、マインドマップのソフトウェア開発での利用方法、プロジェクトファシリテーション(見える化)を語ります。現在、マインドマップとUMLの融合エディタ、astah*(アスター、旧JUDE)を開発中。

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