マインドマップによる、ユーザ要望の聞き取り
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実際に、マインドマップを使って、顧客インタビューをやってみた。図書館の業務支援システムを題材に、本物の司書の方に、インタビュー。
最初に、聞きたいことの要点を、マインドマップで書いておき、その枝に聞いたことを追加していく。その枝(マインドマップ的には、BOI)は、
- 誰が使いますか?
- どんな場面で使いますか?
- 管理したいものは何ですか?
の3つである。そして、最後に宿題という枝を用意しておき、そのインタビューで出た宿題を追加する。この3つのBOIは、Who/When/What であると共に、
- アクター
- ユースケース
- ドメインモデル
になることを想定している。もちろん、完全にそうはならないが、ネタとして意識する。
マインドマップのコツとしては、最初から用意した質問の枝は、「下線」でなく「箱」をつかい、また「クリップ」アイコンで分かりやすくしている。宿題は、「おうち」アイコンである。このテンプレートは、使っているうちに磨かれ、便利なものになるだろう。
ちなみに、最新のJavaWorld2005/12 号に、浅海さんが、同じような手法で非機能要件をインタビューする記事を書いている!(シンクロしてしまった)
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