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テスト駆動経営

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testDrivenManagement Joshua Kerievskyは、Industrial XP のプラクティスとして、ユニットテスト、受け入れテスト、に加えて、さらに上位の「経営テスト」を入れている。企業のIT投資においては、その効果が本当に得られたか、という評価を行なう必要があり、これをもITシステム開発の上位レベルからテストとして記述しよう、というアイディアである。「正しくない」システムをいくら「正しく」作ってもしょうがない。満たされるべきビジネスゴールから、ITシステムの仕様は導き出されなくてはならない(これは、要求開発の標語でもある www.openthology.org )。

以下は、アップル社のiTunesに関する経営テストである。

アップル社のiTunes経営テスト

この新しいサービスは、公開後の最初の一ヶ月で少なくとも100万本のダウンロードを記録すること。

ビジネスゴールを「テスト」によって記述している例だ。このテストを通過することが、ITシステムの仕様が満たすべき最終テストとなる。

http://www.industrialxp.org/testDrivenManagement.html

Apple's Management Test for iTunes
Our new service will register at least 1 million song downloads during its first month in production.

Comment(3)

コメント

masayh

経営的テストを行うために、システムのコンポーネントの粒度を経営的に意味のある単位として構成し、そのコンポーネントに経営的な価値のメトリックスを付与していく考え方がサービス指向にあります。これとの組み合わせは有効かと思います。

平鍋

なるほど。
ブレークダウンの際に、上位目的を失わないような分割ですね。WorkBreakDownとFeatureBreakDownの対比に合わせて、ObjectiveBreakDownと呼んではどうでしょうか。KPIなどをこれに割りふることもできますかね?

masayh

はいできます。IBM社のCBMという手法はまさにそれです。もともとプライスウォーターハウスでやっていた手法をSOAに取り入れたようです。

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