KPTを使ったプロセス改善(2)
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かくたにさんとt-wadaさんのプロジェクトで、このKPTの拡張を行なっているのを目にした。
- Keep … このまま続けること
- Problem … 問題点
- Try … 次回やってみたいこと
に加えて、以下を検討している。
- Issue … Problem の本質化。問題を見つめ、本質的「課題」としたもの。「5回のなぜ」などで到達できるもの。「アンチパターン」や「AntiPractices」では、root causeと呼ばれている。
- Risk …リスクに感じること。これは、問題予備軍、future problem と考えられる。これを「口にしておく」ことは重要だろう。
- Knowledge … Keep の結晶化。Keepの中には、ナレッジとして抽象化できるものがある。ナレッジの表現形式としては、「名前付け」がまず必要。そして、それを表現する形式としては、Pattern、新しいPractice、AntiPractice、Tips、FAQ、注意書きとして、壁に貼るなどが考えられる。
これを、KPTIRK(ケプターク)と言う名前でKPTの拡張として、Alistairに提案したところ、「日本人はカイゼン慣れしてるな~」という感想をもらった。
hiro さんのご要望にお答えして、KPTIRKのフォーマット例。まだ決まったものはない。
Keep->Knowledge
Problem->Issue
Try->Risk
という方向。
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