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アジャイルに行こう!

オブジェクト倶楽部、納涼イベント

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オブジェクト倶楽部の納涼イベントは今年は、なんと200人を越える方々に参加いただいて、主催者として、とっても嬉しく思います。会の最初に、「リピーターの方はどのくらいいますか?」と手をあげてもらったら、なんと7割が過去のイベントにも参加してくれているという。。。本当に感謝(涙)。毎回、来てくれている方、スポンサー各社、それに、運営のスタッフにはお世話になりっぱなしです。みなさんのお陰でこの会は成り立っているのですよ。みなさんの出会いの場を提供できたこと、とってもうれしく思います。

pf さて、今回のぼくのお話のテーマは、「プロジェクト・ファシリテーション」でした。あちこちで「ファシリテーター」という役割(もしくはマインド)の必要性が説かれていますが、ソフトウェア開発の中で、これをうまく使えないか、というお話。もちろん、アジャイル開発の文脈、それと、トヨタ生産方式の文脈、その合流としてのリーンソフトウェア開発や、アジャイルPMなんかの流れを汲んで、ぼくの体験、回っているプロジェクトからの実践例を中心にまとめてみました。

なんか、思うんです。このIT業界、本当に一生懸命にがんばっている人にもっとモチベーションをもって楽しく仕事をして欲しい。ともすると、

  仕事 > プロジェクト > 人生

みたいな構図で日々の時間を過ごしていないか?ちがうでしょう、エンジニアとして、人生の貴重な時間を過ごす、その時間の質を高めること、それと、プロジェクトを成功させることは、選択する問題ではないんです。そんな思いで、「プロジェクトの成功」と「QoEL(Quality of Engineering Life)向上」の両立をめざして、プロジェクトファシリテーション、という造語で、示してみました。

pf

@ITの記事

http://www.atmarkit.co.jp/news/200506/30/love.html

各実践項目のガイドラインも、徐々に整備していきますので、乞うご期待。

http://www.objectclub.jp/community/pf です。

参加レポートがたくさんでています。ありがとうございました。

http://www.objectclub.jp/event/2005summer/report

自分自身でも、自分のセミナー(プロジェクトファシリテーション)を「ふりかえり」してみます。

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KEEP:

最初に具体例をみせて、次に抽象論に入る。

講師の方々の紹介、拍手。

マインドマップによる、全体像の提示。

PROBLEM:

演台が低く、パソコン画面をみながらやったため、目線が下だった。

(これは、あとで写真を見て気づいた。)

ちょっと長い。

前回とあまり変わらない内容。

資料がまにあわなくて、みなさんのお手元に配れなかった。

TRY:

差し棒でもって、スクリーンを指しながらの講演。

マインドマップ全体像を、最初に見せる。

会場とのインタラクションをもう少し多く。

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調子にのって、PFのTシャツ、作ってみた ^^;;;;;PF-T-shirts

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