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ジョージ・オーウェル、ブログを開始

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ジョージ・オーウェルと言えば、ご存知の通り20世紀前半のイギリスの作家ですが、彼がブログを開設したとのこと:

What George Orwell Wrote, 70 Years Later to the Day  (New York Times)

前世紀の作家がブログを書くとはこれいかに、という種明かしは上の記事で解説されているのですが、とりあえずブログへのリンクはこちら:

The Orwell Prize

ご覧になっていただければ分かると思いますが、日付が全て1938年になっています。実はオーウェルが1938年からつけていた日記を、70年後の同じ日にブログ記事として公開するというプロジェクト。日記は1938年8月9日から始まっていますので、まだ2週間ちょっとということですね(ちなみに同じペースで公開したとすると、2010年まで続くだけの量があるそうです)。単にテキストをデジタル化するのではなく、絵を画像ファイルにして貼ってくれたり、キーワードにはリンクを設定してくれたり、記事毎にタグを付けてくれるなど、なかなか「ブログっぽく」なっています。

とここまで書いて思い出された方もいるかもしれませんが、「90年前の兵士(奇しくもこちらも英国人)が書いた手紙を、同じタイミングで公開する」というプロジェクトもありました:

第一次大戦従軍の英兵士の手紙 ブログで人気 (MSN産経ニュース)

こちらのブログもリンクを貼っておきましょう:

WW1: Experiences of an English Soldier

まさか本人達は、70~90年後にこんな形で自分の文章が公開されるとは思ってもみなかったでしょうが、過去の人々を身近に感じるのにこれほど適した方法は無いのでは。実際、オーウェルのブログは開設してから既に5万以上のページビューを集めているとのことで、これがきっかけで彼の小説を手に取る人も出てくるかもしれません。

そういえば日本の文豪の中にも、日記を残している方がいらっしゃいますよね(オルタナブログつながりということで、ここでは例として『漱石日記』を挙げておきましょう)。著作権等の問題でなかなか難しいとは思いますが、文学に目を向けるというプロモーション的な位置付けで、日本でもこんなブログが始まっていいのでは?と感じてしまった次第です。

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