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「小さな反応」が楽しいライフストリーム

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最近、英語の記事を読んでいると"Lifestream"(ライフストリーム)という単語をよく目にする気がします。直訳すれば「生活の流れ」ですが、少し言葉を足せば「自分の生活で起きた出来事をどんどんネットに流す行為」といったところでしょうか。「ライフログ」という言葉に近いかもしれませんが、こちらはどちらかというと記録に重点が置かれている気がするので、ライフログを発信する行為が Lifestream、と勝手に捉えています。

Lifestream のツールとして真っ先に挙げられるのは、もちろん Twitter を筆頭とするミニブログ(マイクロブログ)です。一年前までであれば、ここに挙げられたのは「ブログ」「SNS」だったかもしれませんが、現在は断然ミニブログ。文章を書いて投稿する、という敷居がブログに比べて圧倒的に低いので、生活で起きた何気ない出来事を記録・発信するというのに適しています。ミニブログのおかげで、他人のふとした言葉・行動の中に非常に面白いものがある、ということを認識した方が多いのではないでしょうか。

そしてその楽しさを広げたのが、最近注目されている FriendFeed などの「ライフストリームまとめツール」だと思います。Twitter は基本的にテキストだけですが、例えば FriendFeed によって Twitter + Flickr + YouTube という設定をしておけば、画像・動画を各サービスに投稿するだけで他の人々に報せることが可能になります。個人的な印象かもしれませんが、様々な方々の FriendFeed をフォローしていると、Twitter の楽しさを横に何倍にも広げたような気分になります(その分集まってくる情報量も何倍にもなるのですが)。

しかし他人のライフストリームを見る楽しさは別にして、人は何のためにわざわざ自分から「ライフストリーム」するのでしょうか。これも個人的な感想で恐縮ですが、僕は FriendFeed でしばらく遊んでみて、小さな反応が返ってくるのに楽しさを感じています。例えば Flickr にアップした写真に"Like"の反応をいただいたり、ブクマの内容にコメントをいただいたり。別に反応が来なくてもいいんだけど、ちょっとリアクションがあると「ああ、これを面白いと思ってくれた人がいたんだ」と嬉しくなる――そんな感覚です(決して「僕のちょっとした行動が世間で大きな反応を呼んで、人気者になる!」などということを期待しているわけではありません)。これも言ってみれば、Twitter の楽しさを横に広げただけかもしれませんね。

僕と同じような感覚の方がどれだけいるかは分かりませんが、いずれにしても何らかの楽しさがあるからこそ、「ライフストリーム」という単語までできて参加する人が増えているのでしょう。何らかの形でライフストリームを可能にする、あるいはライフストリームのツールに情報を流すことを可能にする仕組み、というのはここしばらく増えていくように思います。

……蛇足気味に、またまた自分の FriendFeed を貼ってしまいます:

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