オルタナティブ・ブログ > シロクマ日報 >

決して最先端ではない、けれど日常生活で人びとの役に立っているIT技術を探していきます。

これはもう、スペイン語版をみんなで作らないと。

»

おおっ、スペイン語圏でも初音ミクが紹介されたのねと思ったら、ちょっと喜べない状況のようです:

初音ミク、スペインの動画ニュースで紹介 だが脱いでいる (ITmedia News)

初音ミクがスペインの動画ニュースサイト"Mobuzz TV"に登場した件について(※上記記事では"Modbuzz TV"と誤表記されてしまっていますね)。一応、"Miku Hatsune: Cantante Virtual reina en el Hit Parade japonés"(バーチャル女性シンガー「初音ミク」が日本で大ヒット、ぐらいの意味らしい)というタイトルが付けられているので、初音ミクがどんな存在かについては分かっているようです。ところが不思議なことに、紹介に使われたのは初音ミクの裸のイラスト。その後いくつか動画も紹介されているのですが、クリプトンの伊藤社長がコメントされているように、「いま日本で起きているムーブメントの本質がほとんど伝わってない」のではないかと心配になります。

当然のように、問題のニュースはニコニコ動画にもアップされていて、ツッコミが入っています:

3分30秒付近から初音ミクが登場し、4分20秒ぐらいで終了。うーん、スペイン語は分からないので正確な内容は判断できませんが、これじゃ面白おかしく扱われて終わりのような感じですよね。この Mobuzz TV がスペインでどれだけの影響力を持つかは分かりませんが、このまま見過ごしておくのも心配です。ならば……皆の力でスペイン語圏向けに動画を作って、YouTube にアップしまくるというのはどうでしょうか(相変わらず他力本願な発想ですみません)。

「集合知」という言葉を出すまでもありませんが、これまでも面白い素材を見つけて、皆であれこれネタを出し合って作品を作るという行為が行われてきたはず。であれば、内容を考える人、絵を描く人、スペイン語に翻訳する人――と手分けをすれば不可能な話ではないのでは。幸いスペイン語は日本人にも発音しやすい言語ですし(恥ずかしながら、大学で第3外国語としてスペイン語を履修していました。第2外国語のフランス語は発音で四苦八苦していましたが、スペイン語は割と日本語に近かったように記憶しています)、初音ミクにスペイン語の歌をチャレンジさせてみるのも面白いのではないか……と思ってみたり。

ここから先は初音ミク界隈(?)に詳しい他のオルタナブロガーの皆さまに期待してしまうのですが、「初音ミクにスペイン語の歌」というアイデア、いかがでしょうか(あるいは既にスペイン語を唄わせてみた例、あるのでしょうか)?シャキーラあたりの曲をカバーできたら、一気に世界での認知度が上がるかなーなんて高望みしてみたり。

Comment(6)