『小学一年生』のふろくがスゴイらしいので買ってみた。
Twitter 経由で次の記事を知り、思わず『小学一年生』最新号(2008年4月号)を買ってしまいました:
■ 恐るべし「小学一年生」(NextReality)
なんでも指につける電子楽器が付録になっている、とのこと。ホームページに動画までアップされているのですが、確かに腕に付けた装置から「ドレミ」の音が流れています。これは実物を見てみようと思い、早速書店に行ってきました:
この表紙!そして、これでもかと言わんばかりの情報洪水(目がチカチカしてしまいました)。懐かしすぎます。まさか30を過ぎて、恥ずかしげもなく『小学一年生』を買うとは思いませんでした。
そしてこちらが問題の「どこでもゆびピアノ どれみくん」。どんな仕組みで音が鳴るのだろう?と思ったら、何のことはない、指に装着する部分の裏側がボタンになっていて、これを押すと音が出るというわけです(「ラシド」については、腕に巻く部分にボタンが付いている)。
で、実際に弾いてみた動画がこちら。ご覧の通り、小学生のサイズに合わせている関係で(当然ですね)腕に巻けていないのですが、本当は手にピッタリと装着した形で演奏します:
僕の手につけるのはあまりに不格好でしたので、先ほど自宅で娘にも演奏(?)してもらいました。ご興味のある方はこちらの動画もどうぞ(※3月5日午後9時追記):
どうでしょうか?ご覧になってお気づきになったかもしれませんが、買った時点で中指のボタン(「ミ」の部分)が壊れてしまっていて、ボタンを押しても音が出ません。まぁただの付録なのでとやかく言えませんが、これもちょっと残念でした(交換してもらおうかとも思いましたが、さすがに自分の年齢を思い出して止めました)。
ということで、やっぱりふろくは付録に過ぎないと思って少し安心(?)したのですが、よく見てみると『小学一年生』には他に驚かされる点がありました:
- DVDも付録に付いている(収録時間110分)。
- 『名探偵コナン』が英語をしゃべっている(英語の勉強用ページ)。しかも専用サイトで発音の確認もできる。
- ケータイ用サイトから、小学一年生オリジナルの「表紙フレーム」と、CMメロディー(お馴染み「ぴっかぴっかの~♪一年生~♪」)をダウンロードできる。
- 様々な応募がメールでもできる。ちなみにアドレスの近くに描かれている絵は、PCではなくて携帯電話。
と、デジタルとの融合が進んでいることを実感させられました。さすがに小学一年生では自分のケータイを持つ、というのは早いでしょうが、親がPCやケータイを操作しているのを見て、自然に技術に慣れていくのでしょうね。小学一年生でこれなのだから、『小学六年生』はどんな内容なのだろう?とふと考えてしまいました(実はこんなにオシャレなデザインになっています!)。
そんなわけで、ふろくが目的で買った『小学一年生』でしたが、それ以外の紙面で「時代は変化しているのだなぁ」と感心した次第です。たまには自分と一切接点のない雑誌に目を通してみる、というのも良いかもしれませんね。
< 余談 >
なんか『大人の科学』的に、定期刊行物でこんな「おかしな付録」がついてくる大人向け雑誌がもっとあっていいのに、と思ってみたり。あ、女性ファッション誌にはたまにオマケが付いてるか。
< 余談2 >
妻曰く、
『小学~年生』は4月号に大きな付録を付ける。そうすれば、「次の号も」「次の号も」となるから。私が子供の頃からその戦略だった。
とのこと。そして彼女が小学一年生だった頃の4月号の付録を見せてくれました:
……こんなものが残っているのは、それだけ当時スゴイ付録だったということか、それとも妻の物持ちが良いということなのか?