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Twitter に専門家が増えてきている件

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週末なので番外編的に。たった1年ですっかり定着した感のあるミニブログ(マイクロブログ)サービス"Twitter"ですが、まだ「遊びで使うツールでしょ」という印象が強い方もいらっしゃるでしょう。しかし海外では既に、著名人や政治家、専門家による利用が本格化しており、意外な人物が実名で登録しているということも少なくありません。   
(※誤解のないように追記しますが、日本でそのような専門家がいない、という意味ではありません。また興味深い議論も度々行われています。)

 

例えば「Twitter 版 Who's Who」とでも呼ぶべき Wiki がこちら:

 

Twitter Pack Project

 

「起業家」や「ユーザビリティ専門家」など、Twitter ユーザーを様々な基準でグループ化して掲載しているサイトです。この中から自分の興味に近い人々を見つけて、follow (友達登録のようなもの、これをすると自分のページに相手の発言も表示され、確認しやすくなる)しておけば良いわけですね。

 

またマーケティングの専門家によるアカウント、200以上を集めたリストもありました:

 

200+ Internet Marketing Gurus on Twitter(Marketing Pilgrim)

 

こちらはネットマーケティングの分野に的を絞り、関係者や専門家の Twitter をリスト化したもの(コメント欄にも注目)。Seth GodinSteve Rubel など、お馴染みの名前がありますね。

 

ちなみに嬉しいことに、どちらのサイトにも自動 follow 登録機能が用意されていて、同じ分野の人々を一気に follow することができます。本当は1つ1つ相手を確認して、自分の興味に近い人を登録するのが良いのですが、「ええい面倒臭い!オススメを全部 follow するぞ!」という方は利用されてみては。

 

Marketing Pilgrim でも指摘されていますが、こうして専門家や専門分野に興味を持つ参加者が増えることにより、深い議論が Twitter 上で交わされるというケースが増えています。中にはブログよりも早く情報が流れたり、あるいはブログでは公開されずに Twitter 内だけで消化されてしまう場合も。かつてブログで起きたのと同じような状況が、Twitter でも起きていると言えるでしょう。

 

ニュース系の記事ではあまり指摘されていませんが、Twitter はROMしてるだけでもなかなか面白いですよ。「遊びのツールだろ」「自分には合わない」と思われている方も、自分の関心領域に近いテーマの専門家を follow するというところから始めてみてはいかがでしょうか。

 

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