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決して最先端ではない、けれど日常生活で人びとの役に立っているIT技術を探していきます。

昨日は新宿・紀伊國屋で本を探していました。売り場で見つけることができなかったため、最近の大きな書店では珍しくなくなった検索端末へ。すると、こんな画面が表示されているではありませんか:

ご覧いただいて分かると思いますが、携帯電話と同じインターフェースで入力できるようになっています。おおっと一瞬戸惑ったのですが、ちゃんと通常のキーボード画面も用意されていたので、モードを切り替えて入力することにしました。しかしこちらの画面の方が使いやすい、という人も多いのでしょうね。

考えてみれば、通常のキーボードの配列も使いやすいものではありません。それを使いやすく感じるのは、単なる慣れの問題です。仮に僕が携帯電話のキー配列(とその入力方式)に先に接していたとしたら、パソコン型の方に違和感を感じたことでしょう。

ITmedia 読者の方々には改めて述べる必要もありませんが、現在、ネットにアクセスするための主要な端末として携帯電話を使う人が増えています。僕も最近は(ようやくパケット定額制にしたこともあり)ケータイでネットをすることが多く、「常に起動していて、アクセスしたい時にすぐに使える」という携帯電話のプラス面は、「画面が小さくて見づらく、操作しづらい」というマイナス面を補って余りあることを実感しています。そして「見づらい、操作しづらい」という点はコンテンツ作成者側の工夫と、ユーザー側の慣れによって軽減できるものであり、「ネットはケータイで」という流れは加速するように思います。

しかも最近は、防犯のために子供に携帯電話を持たせることも多いですから、「パソコンよりも先にケータイを使った」「初めてネットにアクセスしたのはケータイからだった」という人が増えてくることでしょう。そうなれば、携帯電話に似た入力インターフェースのニーズが高まり、冒頭の紀伊國屋のように2つの入力方式を用意する企業が一般的になるのではないかと思います。

現在、携帯電話にPC型キーボードを搭載する例が増えていますが、逆にパソコンの側に携帯電話型キーボードが導入されることがあるかも……なんて発想は過激でしょうか。ケータイに慣れた人々が、片手で文章を入力しながら、もう片手で同時にマウスを操作する(もしくは他のボタンを操作する)なんて未来になったらついていけないなぁ。

アキヒト

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コメント
maru 2007/03/03 16:57

こんにちは。maru と申します。

記事はいつも楽しく拝見拝読させて頂いております。

> 携帯電話に似た入力インターフェースのニーズが高まり

このくだりに反応します(^^)。
自分は携帯電話の入力は苦手ですが、フルキーボードでローマ字入力と言うのも結構敷居は高いのかもしません。

先日テレビで見たのですが、この春発売のビスタを搭載した、テレビパソコンでは、リモコンのテンキーから携帯電話と同じように文字入力が出来、リモコンにトラックパット付いていました。

そう言う時代何だなーと思ってテレビを見てました。
確かに「携帯電話に似た入力インターフェース」のニーズはあるでしようね。

アキヒト 2007/03/03 17:23

maru さん、コメントありがとうございます。
駄文ばかりでお恥ずかしいのですが、どうぞよろしくお願い致します。


>先日テレビで見たのですが、この春発売のビスタを搭載した、テレビパソコンでは、リモコンのテンキーから携帯電話と同じように文字入力が出来、リモコンにトラックパット付いていました。


おぉ、そんなリモコンのついたPCが既に発売されているのですね。「携帯電話型」が携帯電話以外のハード/ソフトで一般化する時代も、予想以上に迫っているのかもしれません。オジサンはタイピング練習ソフトならぬ、「ケータイ早打ちソフト」で勉強しなければならない、なんて時代にならないと良いのですが(はっきり言って、僕は携帯電話で長文を打つのが苦手なので・・・)。

himat 2007/03/03 18:34

そのものズバリの入力デバイス有りますよ。
ただ定価が高いのと、初代、二代目ともポインティングデバイス部の出来がいまいちなので、お勧めとは言い難い。
秋葉原では投げ売り状態になっていたので、見かけたら興味有る方は買ってみてもいいかも。
お勧めとは言い難い物の、面白いことは面白いです。
このコメントもこれで打ってみたけどめんどくせー、やっぱり普通のキーボードの方がいいや。
mevael corp. http://www.mevael.co.jp/

アキヒト 2007/03/04 04:07

himat さん、情報ありがとうございます!
やはり既にこういった発想をされている方がいらっしゃるのですね。しかも既に二代目まで商品化されているとは・・・。
僕もこんな端末を使うより、普通のキーボードの方がはるかにマシだと思うのですが、そのうち全く逆の感想を持つ人々が主流派になるかもしれませんよ(繰り返しますが、そんな日が来ないことを願っています)。

珪藻土 2007/03/05 11:48

初めてコメント投稿いたします
いつも色々考えさせられることの多い内容で、参考にさせていただいております。

さて、今回のblogとは直接関連しているとは言いがたいのですが、
つい最近、こんな記事を目にしました。
もう閲覧済みかもしれませんが、ご参考まで。
http://facta.co.jp/article/200703060.html

私自身は親指世代の一員として、携帯電話型の親指入力では情報発信力が
落ちるという見解には否定的です。
しかしながら、それも日本の携帯電話の優秀な予測変換機能があってこそだと思っています。
携帯型文字入力インターフェースのPCへの普及には、まず実用的な予測変換機能付きの
IMEが不可欠ではないでしょうか?
携帯でメールを打つ際、普段はその利便性をほとんど意識しませんが、英文メールを打とうとすると、
途端に予測変換機能のありがたさを痛感させられますので。

アキヒト 2007/03/05 16:08

珪藻土さん、コメントありがとうございます。
最近勝手なことばかり言っているようで心配なのですが、何か参考になる点があれば幸いです。
「パソコン見放す20代「下流」携帯族」ですが、最近かなり話題になりましたよね。記事の口調や結論は別にして、興味深い視点だなと思って読みました。個人的には「ディバイド」「下流」といったネガティブなものではなく、単にその時代その時代で何がスタンダードになるかということで、そこに問題があるならば対応する動きが必ず出てくると思います。
また
>携帯型文字入力インターフェースのPCへの
>普及には、まず実用的な予測変換機能付き
>のIMEが不可欠ではないでしょうか?
という点は、仰る通りだと思います。僕もケータイで入力する時には、予測変換にかなり助けられていますし。ケータイに慣れてからPCを始める人々が増え、「なんでPCには予測変換がないんだ」ということになれば、そのニーズを満たす製品をつくる企業が登場するのではないでしょうか。

タカハシ 2007/03/07 00:38

Windowsで予測変換が使えるソフトは、携帯に予測変換が普及する前からあります。
予測変換の元祖はソニーエリクソンの端末に搭載されているPOBoxというソフトなんですが、
元々PDAのPalm用に作られたものでWindows版もリリースされているのです。
ダウンロードはここら辺から行えます。
http://download.seesaa.jp/contents/win/system/ime/06534/
また、LinuxではPRIMEという予測入力システムも知られています。商売になるかというとまた別問題ですが。

アキヒト 2007/03/07 12:52

タカハシさん、コメントありがとうございます。
なるほど、元々は Palm 用に作られたのが予測変換の元祖なんですね。勉強になりました。
> また、LinuxではPRIMEという予測入力システムも知られています。商売になるかというとまた別問題ですが。
この辺でどんな商売ができるか、アイデアを考えてみるのも面白いかなと思います。


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