オルタナティブ・ブログ > 吉政忠志のベンチャービジネス千里眼 >

IT業界でベンチャービジネスの支援をしている執筆者が日々の活動ログと感じたことを、徒然なるままに書き綴っていきます。

日本、2050年の世界GDPランキング8位から4位に上昇。国民一人あたりのGDPでは世界No1をキープ

»

おはようございます。吉政創成の吉政でございます。

ちょっと前のデータですが、今年の1月のデータです。
英銀最大手のHSBCの予測ですが、2006年に発表された時の日本の順位が8位だったのに対して、今回の予測では上昇し、4位になりました。それでも、現状と比べてインドに抜かれて3位になる予測だそうです。

2050年時点で人口5000万人以上の国のGDPランキングは以下の通りです。

引用:BLOGOS 木走 正水氏のブログより部分引用

2050年GDP規模ランキング上位20カ国(人口5000万人以上)

順位国名GDP
1 China 24617
2 US 22270
3 India 8165
4 Japan 6429
5 Germany 3714
6 UK 3576
7 Brazil 2960
8 Mexico 2810
9 France 2750
10 Italy 2194
11 Turkey 2149
12 Spain 1954
13 Russia 1878
14 Indonesia 1502
15 Argentina 1477
16 Egypt 1165
17 Thailand 856
18 Iran 732
19 Colombia 725
20 SouthAfrica 529

完全に米国と中国の2強状態ですね。ただ、他の会社予測を見ると、2050年にはインドが人口で16億人となりGDPでも世界一になるとのデータもあるので、インドは未知数の国かもしれません。個人的にはインドのシンクパーム社がお客様でもあるので、インドを応援してたりします。

インドと中国が最近の大躍進組ですが、一人あたりのGDPがまだまだ低いので、まだまだ伸びしろはありそうですよね。
日本は資産も減らず、一人あたりのGDPでは1位を維持する予想だそうです。
(今のGDPよりも1.5倍に伸びるそうですね)

順位国名一人当たりGDP(50年)
1 Japan 63244
2 US 55134
3 Germany 52683
4 UK 49412
5 France 40643
6 Italy 38445
7 Spain 38111
8 Argentina 29001
9 Turkey 22063
10 Mexico 21793
11 China 17372
12 Russia 16174
13 Brazil 13547
14 Thailand 11674
15 Colombia 11530
16 SouthAfrica 9308
17 Egypt 8996
18 Iran 7547
19 Indonesia 5215
20 India 5060

労働人口が減少する中で、一人あたりのGDPを維持するなんてかなり少数精鋭な感じですね。日本は小資源で、国土も小さいので、この高効率な経済運営状態こそが真骨頂であり、これを維持して行くことができれば、やがて人口の年代別バランスもよくなると思うので、孫の代くらいにはいろいろな意味で豊かな国になると嬉しいです。

日本人の良いところとして、勤勉、丁寧、親切だと思いますので、それを文化として後世に残しつつ、個人的には勤勉に働けるまで働きたと思います。

Comment(0)