N700系 初乗車
昨晩,新しいのぞみ号車両であるN700系に初めて乗車してみた.
私は仕事上,よく新幹線を使って移動することがあるため,少しでも快適に移動できれば言うことはない.
ちょっと明るめのブルーのシートが目当たらしさを引き立てていた.また,車内の電光掲示板は,従来よりも大きくなり,見やすくなっている.
今回のN700系では,最高速でカーブを曲がれるような仕組みが搭載されているということで楽しみにしていたが,運悪く他の列車が人身事故を起こした関係で,岐阜羽島駅で足止めに。。。
待つこと1時間45分.ようやく運転が再開され,品川目指してときおり徐行しながら進行したため,快適さという点は今ひとつ満喫できなかった.
しかし,岐阜羽島で運転が再開された直後の加速の仕方はいままでの新幹線より早いように感じた.パンフレットをみると,「お弁当を楽しむ前に最高速度へ」と書いているが,まさにそれが実感できた気分だ.(あまりにも停車時間が長かったので,単に動いたということだけで速いと感じたのかもしれませんが・・・)1.6Km/h/sから2.6Km/h/sに向上し,これまで最高速に到達するまでに300秒かかっていたものが180秒になったようである.えっ,2分も短縮ってことかあ.これはたしかにすごい加速度である.
また,順調に走行している区間では,たしかに従来の新幹線車両に比べて揺れが少ないように感じた.私は,いつも新幹線内ではパソコンを利用しますが,揺れが結構大きいので画面をみていると酔いそうになるため,いつも膝の上にパソコンを置いて利用していました.今回は,座席のテーブルにおいてどのくらい揺れがあるのか調べてみましたが,十分耐えられるくらいの揺れであった.いままさにこの原稿も新幹線車内のテーブル上で書いている.車体傾斜システムにより,カーブで1度傾けて走行するだけでこれだけ違うものかと関心してしまった.日本の新幹線技術の進化を少し垣間見ることができた.
現在はまだ一日に4往復しかなく,しかも始発,終発と日中のため,あまり乗れる機会が少ないが,順次増えていくようなので,期待したい.