ピンチでポン！

最近、「ピンチです」と相談をうけることが多くなりました。

長い人生、勢いのいい時もあれば何をやっても裏目に出る時もあります。

そんなときは、「まず自分から行動する」「決められた枠を少しだけ外す」「転んでもただでは起きない」。

僕が23歳のとき勤めていた会社に、伊藤忠商事出身の70歳の会長がおられたのですが、僕が「難しいなーー」とつぶやくと「アホ！70歳のワシが難しいことがないのに、若者のお前さんに難しいことなんかあるわけがない！」と一喝されたことがあります。

緑内障で、繊維を求めてアフリカ大陸を横断して足を悪くされていて、「手が震えるわ・・・」と言いながら電話を取られる会長でした。きっと一日仕事をされることも身体にはきつかったと思います。今は80歳くらいになられるでしょうか。

そんな会長ですが、社長が厳しいことや提言をされると、眼がカッと見開かれ「そうや！社長の言うとおりや！」と0.5秒でものすごい元気なレスポンスをされていました。僕が70歳のときには、こうありたいと思える、常にリーダーシップのある方でした。

ピンチはチャンス、ピンチで、ぐるんとまわってポン！と何かを出し続けることです。難しいことな何もないです。