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ベンチャー企業の成長について、現場で思うこと

子供心に忠実な変人を生かす

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子供は、楽しみ方の天才です。

子供心

何かの本に書いてありましたが、『雪が嫌になるのは【子供心】をなくした大人になった証』らしいです。
鬼ごっこや雪合戦、子供は何でも楽しみます。大人になると、そういうことが嫌になります。成長したのか老化したのか、微妙な感じがします。
雪という物理現象がもたらす直接的な影響だけ考えると雪は嫌なものと感じてしまいます。しかしながら、雪がもたらすワクワク感や雪だからこそできる遊びや景色もあります。
雪を見慣れている雪国の人と沖縄の人では感じ方も違うのでしょうが、ワクワク感が持てなくなるのが大人になることだとしたら、少々寂しい気もします。
【子供心をなくす】とは、『物事を工夫して楽しむ心をなくすということ』なのかもしれません。サービス作りや物づくりも【子供心】から生まれる発想やアイデアは多々あると思います。
ワクワク感を失った大人だからこそ、ワクワクへの渇望は大きいとも言えます。子供心を忘れていない大人が冴えたビジネスを生み出していると個人的には思っています。大人の世界では少数派の変人の人たちです。成長するベンチャー企業は、変人を巧く生かしています。子供心に忠実であればこそ、大人たちに心の充足を与えるものだと思います。
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