オルタナティブ・ブログ > キャピタリストの視点 >

ベンチャー企業の成長について、現場で思うこと

雑然とした中でこそ生まれる知恵

»

ほとんど会社にいない私にとっては、共感するエントリーでした。

カフェで仕事をすることのメリット

デフォルトのPCや、他人のPCを使って仕事をしてみると、いかにそれが使いにくく、「あれもなければこれもない」かが実感できます。カフェで仕事をすると、おそらく似たような問題が発生します。
会社の外ばかりいると、必要な書類や普段使うPCが使えません。従って、最低限必要な書類やデータなどは、持ち歩くかどのPCでも(ID、PWさえあれば)アクセスできる環境に置いておきます。
たしかにこれは作業効率を落としますが、しかし一方で、必要な資料もなく、引用しようと思っていたブックマークも不明なところでこそ、発揮される脳力というものもあります。
劣悪な環境で、効率向上をはかる知恵こそが本当の知恵だと思います。記憶力向上にもつながりますし、そこそこの環境でも結果を残せる技が身につきます。
「徒手空拳」と言えるような状態になると、不思議と思い浮かんでくるアイデアがあるものです。私は旅行中に旅先でブログを書くと、それを実感します。
自分を身軽にして、周りの環境を変えると、普段とは違うアイデアが湧くことは、よくあることです。

さらに言えば、カフェには知らない人だらけです。いろんな人が行きかっています。普段知っている人が、だいたい予想通りに動いている会社の中とは、かなり違う環境です。そういう慣れない環境に身を置くことで、会社の常識とは違う発想が生まれ、仕事に役立つことが多いのは、経験から確信していることでもあります。

Comment(0)