そろそろ「普通の生活」を取り戻しませんか？

去年の4月頃から、季節感って無くなってしまったかのようなこの1年以上ですが、そろそろ自分の生活は自分で、という原点に戻って「普通の生活」を取り戻してはどうでしょうか。

もちろん、この1年は（人によりますが）悪いことばかりではなく、都会に居住する必要性を感じなくなり、地方に引っ越す人も出てきました。今より家賃が安く、広い場所を手に入れた人もいらっしゃいますよね。

今まで1時間、2時間もかけて出勤していたことが、無駄だと感じた人たちも大勢いらっしゃると思います。会社にとっても、今までの月額何万円の交通費ってなんだったんだ、なんてところもあるでしょう。

一方で、かなり難しい生活を強いられている人たちが大勢いらっしゃいます。出勤することが必須の医療機関をはじめ、店舗ありきの業態もありますし、「家にずっといて快適だ！」なんて言っている人がいるとするならば、その人の生活は出勤する人たちに支えられているのは間違いない。スーパー、コンビニ、テイクアウトを用意してくださる飲食店などなど。

僕が考える「普通の生活」とは、自分の殻に閉じこもって、他人のことなんか知らない、ではないと思っています。僕は、「普通の生活」というのは、寄り添い合って、助け合っている状態じゃないかと。

お店は、お客さんが来てくれるから助かっている。そして、僕らはお店があるから、食事ができるし、普段とは違う環境を提供してもらうことができて、息抜きだってできる。

いろいろなものが、少しずつとはいえ動き始めたいま、僕は「普通の生活」を取り戻していこうと思っている次第です。