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顧客サービスとITのおいしい関係を考える

NetCommonsユーザカンファレンスは無事完了です

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年に一度のNetCommonsユーザカンファレンスが、8月5日に千代田区一ツ橋の一橋記念講堂で開催されました。全国の教育関係の方が参加しやすいように、毎年夏休み中のこの時期に設定されています。今回は定数450名いっぱいの事前申し込みがあり、当日に雨が降らなかったことで出席率は高かったようです。各セミナーや展示ブースは、終日混雑していました。

今年は大きな変化がありました。事前申込者の43%が「IT企業」だったのです。約10%の「その他の企業」を合わせると、企業関係者の参加者が50%を超えました。昨年のカンファレンスでは、企業参加者の受付はガラガラに空いていました。この1年で、NetCommonsを学校や中小企業に提案・導入・構築・運用することが、しっかりしたビジネスになってきていることが実感されます。大企業でグループウェアとして利用するケースも増えているようです。あまり大きな声では言いたくありませんが、NetCommonsを学校用CMSだと思っていると、確実にビジネス機会を失うでしょう。

私が一部を執筆させていただいたNetCommons初の市販書籍「私にもできちゃった!NetCommonsで本格ウェブサイト」は、会場で先行発売されました。驚いたことに、参加者の数にかなり近い部数が売れてしまいました。中には一人で数冊買われた方がいらっしゃったようです。

IT系の技術書籍の出版部数は、3,000部が一つの目安と言われています。その1割以上を1日で売ってしまったわけですから、大好評と言えます。買っていただいた方、ありがとうございました。お盆明けには全国書店に並ぶ予定です。よろしければ実際に手にとってごらんください。

閉会後の懇親会は、大いに盛り上がりました。NetCommonsの裾野は明らかに広がりつつあります。しかも関係者のエネルギーが集まって、勢いが付いて上昇し始めた手応えを感じました。これからの次の1年が楽しみです。

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