根岸のウルトラ・エンゲル係数？！

　　昨晩は、同僚と、以前、Ｉ社の時の直属上長であるＨ氏と恵比寿で晩飯を食っていた。Ｈ氏はＩ社の時はパソコンの製品企画の総責任者をやっており、その後、出版Ａ社で専務を、その後、ゲーム会社のＳ社で副社長、そしてケーブルＴＶコンテンツ会社の社長を経て、現在はレコード会社のＣ社の社長をしている。

　　恵比寿駅前に、「焼き肉のＴＯＲＡＪＩ」のプレミア店的位置づけの「ｇｉｎｓｅｎｇ」というお店が在るらしく、そこに案内されご馳走になった。たしかにＴＯＲＡＪＩとはかなり違うイメージ、味　＆　雰囲気だ。とにかく「旨い！」。筆者贔屓の御徒町コリアンタウンと勝負出来そうだ。(#^.^#)　Ｈ氏は同社所属のタレント同伴の時は壁の奥の個室を使うらしい。この晩もお店のマスターが近づいて来て、「個室ですか？」とか聞いていたらしい。Ｈ氏はすかさず「Ｎｏ！」、、、そうか、もちろん面の割れていない俺たちに個室は不要だった！(#^.^#)。

　　実は、昨日帰宅してから、サンフランシスコでもらった風邪が完治しておらず、また咽が痛くなって、今日は朝から医者に行って自宅でおとなしくしている。あいにくワイフも出かけており、風邪薬を飲むために、近所に昼飯を喰いに行った。筆者宅は根岸１丁目に近く、時々、ＪＲ鶯谷・南出口からＪＲをまたぐ歩道橋を渡って、降りた目の前にある「てっちゃん」というカウンターだけの飯屋で一人で食事をすることが好きだ。

　　なんと言っても何でも旨くて安い！。メニューの豊富さ、バリエーションは、サンフランシスコのうんちくレストランのサラドレの種類以上だ。しかし、筆者のお気に入りは子供の頃とまったく変わらず、超シンプルな「ハムエッグ定食」（３９０円）それにサイドオーダーの「イカ天」（１１０円）を付けて、全部で５００円ぽっきりだ。天つゆで食べずにソースで食べる天ぷらは別の意味でベリーＧｏｏｄかも。おまけに午後2時を回ってのレイトランチなら、「半うどん」（温・冷）が無条件で付いてくる！。Ｃｏｏｌ！

　　いつも思うのだが、高くて５００円どまり、安いと２００円台で昼飯の食えるこのお店で、国内外、ありとあらゆる人種、階層が食事に来るが、いつも驚くのは、全てのお客がとても礼儀正しいことだ。カウンターなので食後の食器はまず全員がカウンターの上に乗せて、ごちそうさまでした～と声をかけて出て行く。東京カレンダー等で紹介されている１．５流のレストラン(^。=)などで、たいしたこともないのに、お店の人によくかみついているクレイジーなお客を何度も見ているだけに、不思議な感覚＆光景だ。それに比べて、てっちゃんはフレンドリー居心地も最高だ。

　　丸ビルの「ブリーズ・オブ・トキョー」も、シャネルビルの「ベイジュ」も、ヒルズの「ラトリエ」も決して悪くは無いが、やっぱり、昼飯なら「てっちゃん」かも。

　　あと、根岸近辺にはＢｅｓｔＢｕｙモノが多い。少し歩くが近所のラーメン屋（尾竹橋通り沿い）はなんと中華そばが１８０円だ。でもキマリは、写真の日替わり弁当２５０円だろう。味・量・価格、全てが９０点オーバーのＢｅｎｔｏ　ｏｆ　Ｂｅｎｔｏｓだ！。このお弁当屋さんは、そこそこ有名な「根岸御行の松」に近い根岸小学校前にある。下町散策の折には是非！。朝は近所の喫茶店のモーニングサービス、お昼はてっちゃん、夜はお弁当で、、全部外食でも、1日の食費はアンダー千円なのだ。勝ち組でも、負け組でもない我々「笑い組」にはぴったりのグルメタウンだ。