【速報】ブランドはどうTweetされているか? ~ ブランドTweetに関する調査結果が発表
10/2に eMarketer社が発表したニュースをひとつ。
Pennsylvania State Universityが,ブランドに関するtwitter上の約15万件のTweetsを分析した結果を発表した。
■ Information Ahead of Opinion on Twitter
この調査では,Tweetsを4つに分類している。
- ブランドにコメントしている 48.5%
- ブランドに感情表現をしている 22.3%
- ブランドに関する情報を提供している 18.1%
- ブランドに関する情報を求めている 11.1%
さらにこの中で,感情表現しているTweetsをさらに深く掘り下げている。
- すばらしい 33.0%
- 良い 19.4%
- まあまあ 14.2%
- 悪い 15.9%
- 最悪 17.6%
ポジティブコメントが52.4%,逆にネガティブコメントが33.5%,イーブンが14.2%だ。この割合をマーケッターがどう感じるか微妙なラインだが.少なくとも匿名掲示版のようなネガティブキャンペーン状態でないことは確かだ。また実際にTwitterを体験している人であれば,そのゆるく穏やかな文化を肌に感じているはずだ。
実際に当社調査では,世界のトップブランド100社のうち60%近くはTwitter活用をはじめている。貴社ブランドがもしグローバル展開をしているのであれば,簡単にネガポジ・チェックをできるツールがあるので紹介したい。
・Twitrratr http://twitrratr.com/
・TweetFeel http://tweetfeel.com/
この二つのツールは,全世界でのTwitter発言から特定ブランドについての発言を抽出し,ネガポジの簡易評価を表示してくれる。ただしこれらは現時点では英語のみが対象であり,日本語のブランドには使えない。また判断ロジックは比較的単純な単語解析と推測される。しかしながら,今その瞬間のブランド好感度を無償でリアルタイム調査できる点,しかもその発言者を追える点などは特筆すべきだろう。
筆者Twitterです。 ご意見,コンタクトなどお気軽にどうぞ http://twitter.com/toru_saito