オンメモリーDBが64bitを開く?
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オンメモリー系DB(全て若しくは大半のDBをサーバのメモリー上に置き、処理速度を劇的に改善)が、昨年から急速に伸び始めている。特に今年に入ってからは、大手ベンダーが動き始め、本格的普及の兆しが出てきた。メモリーの低価格化や64bitサーバの登場、各種メディアで紹介されるようになった事が大きい。いまいち導入が進まない64bitサーバのキラーソフトの期待も出てきた。
オンメモリー系DBは、OLTPが弱いなど、幾つかの弱点もあり、直ぐにRDBMSの牙城を崩すとは考えにくいが、バッチ処理など特定分野での拡大が予想される。J-SOXやRFIDの浸透により、ログ等の大量データ化が進むので、オンメモリー系DBの選択も増えていくるのではないかと思う。技術的な部分はまだ勉強中であるが、結構新しいテクノロジーで、今後の展開如何では、大きなパラダイムシフトを起こす可能性も秘めていると思う。
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