中古パソコンでも単なる入れもの←中身のデータは大丈夫ですか?
中古パソコンの販売先に目を向けてみよう。同協会によると、07年度の実績では個人向けが30%、企業向けが15%、残りが卸業者だった。この割合で興味深いのは、個人向けが前年度とほぼ変わらなかったのに対し、企業向けが前年度の10%から15%に拡大していることだ。また、割合の大きい卸業者から先の流れは同協会でも把握できていないというが、その中にも企業向けが相当数含まれていると推測される。
中古のパソコンが全体的にも好調で、企業向けでも伸びているようです。中古品のデータ漏洩は、イメージとしては随分と減ったように思います。正確な数字はわかりません。
ただ、多くがニュースになっていないだけで、起きている可能性は高いと・・・も、思われます。表沙汰になっていないだけではないでしょうか?私の知る限り、それなりにあります。
さすがに、企業向けパソコンでは減少のはずですが・・・家庭用パソコンにおいては、その限りではないと。。。
Winnyに代表される、P2Pなどからの漏洩の多くは、家庭用パソコンに持ち込んだ会社のデータだったりします。そのパソコンから、漏れるのですから、中古になっても”ちゃんとデータの抹消”をしてない限り、Winny上に漏れないだけです。
データが復元される → 漏れる
こんな流れでしょう。
機器を再利用することは、とても良いことだと思ってます。 単なる入れものですから。
しかし・・・新品のパソコンであっても、中古のパソコンであっても、何か問題があっても機器自体は、買えばどうにかなります。
どうにもならないのは、中身のデータです。データは飛びます(痛いほどの経験値)
最近では、外付けのハードディスクや大容量のメモリーが安く手に入るようになりました。 データは、バックアップ!バックアップ!バックアップ!以外に、方法はありません。
セキュリティ的に言えば、そのバックアップの管理は大丈夫ですか?ってところです。
データは、バックアップしろだの、その管理は大丈夫だの。。。矛盾しているように見えますが、矛盾してます(笑)コレ仕方ないです。大切なデータのジレンマです。
暗号化してバックアップできるものも増えてきました。あくまでも、パソコンは入れものに過ぎません。新品であれ中古であれ・・・
大切なものは、中身のデータなので、その管理はいたわってあげましょう!
とかく、ありがちなのは、バックアップ取ることが目的になり、取ったモノの管理がずさんなケースを多く見てます。 たしかに、バックアップがあれば”安心”ですが、そのバックアップが”なくなる”ことを、想定して管理してください。あったはずの、安心のための、バックアップデータがなくなるのですから。。。
さぁ!これからいつものバックアップ作業!をしよう。なんて、ツールが勝手にやってくれるのですが(笑)
えっ?管理はどうしてるかって?・・・「ひみちゅ」です。こんなところで、管理方法書けません(笑)漏洩対策が専門ですから。。。自分で漏らしません(笑)