愚痴ですが
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今、昨年のシンポ「からだの文化」を単行本化するので、自分の発表を原稿化してるわけです。でも、書けば書くほど自信がなくなってく。しんどいなあ。まあ、忙しくて疲れてるので、相当オチてるのもある。また、ここんとこ学術論文ばっかり読んでいるので、批評として書いても、穴ばかりが気になるってのもあるな。僕はきちんとした学術論文なんか書けないなあ、とつくづく思う。批評書いてたときと比べれば、少しは緻密に検証するようになってる気もするんだけど、本格的な論文ではないので、かえって欠点や飛躍が目についちゃうんだよね。発表は講演慣れしてるので、全然平気なんだけど、こうやって書き下ろすと例によって大幅に紙数を食い、結局発表内容の半分くらいで終わると思う。というか、ほぼ別物になってるので、発表を聞いた人が読んでも、がっかりするようなものではないと思うんだけども、自分の基準が学術寄りになっちゃってるんだね。まあ、学生の論文みてる立場なわけだから、当たり前だけども。先日、修士論文の口頭試問があったんだけど、やはりほかの先生方の指摘を聞いてると、さすがだなあと思います。僕はどっちかというと、ライター時代にライター見習いに教えるような感じで、文章の問題、構成の問題を指摘することが多くなる。もちろん、そういうのってあまり大学院で指摘されない視角なので、勉強になるといってくれる人もいるわけですが。ともあれ、これが終わるともうひと山越えられる。あ、でも来月半ばまでに、ほかの編著のための論文書かないといけないんだよなあ。
頭の中でまたクレイジー・キャッツが歌う。「ひとつ山越しゃほんだらったほ~いほい♪」ときたもんだ。
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