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夏目房之介の「で?」

フランスの「アニメランド」から来客

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今日5日は、午前11時に大学に行き、ゼミ生たちに手伝ってもらって上の階からの漏水で避難させた研究室の本を戻して、それから午後のゼミに。
ゼミの5限では、杉浦茂を巡って面白い議論になったし、その後、原さんが連れてきてくれたフランス人で、かの地で18年続いているアニメ、マンガの情報誌「アニメランド」のマンガ担当ライター、セバスチャン・キンベルグト氏とゼミ生とともに食事しながら交流。フランスでのアニメ、マンガ事情を聞き、彼を含む人たちによって書かれた手塚の論集をもらい、彼がテーマとした『奇子』についても議論。これも面白かった。
帰り道、山手線の中では、通訳の原さんが降りてから、共通の知り合いであるドミニク・ヴェレ氏についての話で盛り上がった。「彼はいい奴だけど、話が長い。ユニークな奴だ」という点で意見が一致した。さて、明日は通常の「現代マンガ学」講義と、続けて「現代学入門」の「暴力とマンガ」の講義、そのあと練習・・・・。

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