「コミック・マヴォ」創刊号

書くのが遅れましたが、先日のトークショーのときジュンク堂池袋本店で竹熊健太郎氏責任編集｢コミック・マヴォ」創刊号を買いました。面白いです。何作かたすでに竹熊さんから直接見せてもらったりしていますが、新鮮な驚きに会えました。

水野清香『家族喧嘩』６ｐ
　竹熊さんがマンガ学会のシンポを見せてくれたもの。典型的なひらひら華やかな少女マンガの少女がお定まりの背景ととも登場するが、他の家族は全員大友調。父は「食事中にうっとおしいコマ割りはやめなさい」とかいい、弟は主人公が近づくと半身少女マンガになってしまうというマンガ。極端な絵とコマの様式の違いを生かしたアイデアの処理がうまい。

文乃綺『城』１７ｐ
ずいぶん前に竹熊さんに見せてもらった記憶がある。耽美的な雰囲気の少女マンガ系の詩的な表現で、なぜかイカになりたい美少年が出てくる。しかもホントにイカになる。イカ、っていうところがヘン。

････など、他にも新鮮な作品が。
あと、竹熊さんの「マヴォについて」が、さすがに面白い。
１０４Ｐで････あれ、いくらだったかな。
人によってはお買い得かもしれない。僕は２号も買います。
http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2009/07/2-9122.html
ひょっとして、もう売ってるの？

タコシェで売ってるみたい。
http://tacoche.com/?p=1160