オルタナティブ・ブログ > 夏目房之介の「で?」 >

夏目房之介の「で?」

メビウス×浦沢シンポ補遺2

»

メビウス、浦沢両氏の絵のやりとり、とりわけメビウスがコマにからんで2コマ描いたときに、僕の頭に浮かんだアイデアを、そのあとスケッチブックに描いてみました。参考資料としてUPしてみます。僕の中では、もしこれをシンポの席上で一本の線から描いてゆくことができれば、自動的に生成する絵と、それがコマというものをどう生成し、そのコマがただの線に戻り(絵と同じレベルのものに引き戻され)、さらにコマ枠のないコマという視覚体験になるところを表現できたかもしれない、と自分では思っています。ちなみに、このスケッチはいずれも下描きなしで描いています。読みの方向は右→左です。

001
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

002

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

003
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

004
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

005
明日の講義でも、これを使って線とコマについて話そうかなと思ってます。

Comment(4)

コメント

はじめまして。たてしんと申します。
漫画夜話第一回から先生のファンの者です。

今回のシンポは非常に有意義な時間でした。
メビウス氏のパフォーマンスを拝見して、ふと思いました。

対象物を線で捕らえるか、面で捕らえるか。
paintingとdrawingに分けられるのかもしれませんが。

メビウス氏は「点」で捕らえてるのではないでしょうか?その点の連続が「線」になるわけですが。その「点」に対する意識が情報量の多い線を生み出し、画面全体を「高画質」にしてしまうのではないでしょうか?
「揺らぎ」とはその情報量の事なのではないかとも思いました。

先生は自らの絵を下手とおっしゃってましたが、すごく上手だと思います!
これからもブログ楽しみに拝見させていただきます。

それではお邪魔しました!

はじめまして、
メビウスさんの講義とても楽しかったです。
夏目先生の解説もとてもわかりやすくて面白かったです!
僕も少し絵の仕事をしているので、
コマとコマの関係…等についても
色々と考えさせられました。

数日前になりますが、明治大学の講義を
少し思い出して描いてみました、
お手すきのさいにでも覗いて頂ければ幸いです。
http://hamamemo.exblog.jp/

それではまた、
更新楽しみにしています。

hamaさん
ありがとうございます。
シンポのあと、検索してブログ拝見しております。うまいですねー。ウノ君とか、そっくり(笑 浦沢さん自慢のジミヘンのジャケットも、よく描けますね。じつは、先日の学習院の講義でシンポの話から線と絵の生成について話した折、ブログの絵を紹介させていただきました。学生たちに受けてましたよ。

夏目先生

ありがとうございます!
ウノさん…とは通訳の方でしょうか…通訳できる方が2人もいるって何だか凄いと思い、とても印象に残りました。
絵のほうも講義で使って頂けたとのこと、ありがとうございます!(何が学生の方に受けたのかは謎ですが…)

今回のシンポジウムは何だか初心を思い出せた、凄く楽しいものでした、夏目先生本当にありがとうございました!

コメントを投稿する