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夏目房之介の「で?」

バリ日記(7)

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3月29日

8時過ぎ、京子さんと彼女のバリ人の友人だちとドライブに出発。キンタマーニとアグンの両方が見えるという山の中、シンガプラ村のアユンサリというところに向かう。ひさしぶりのバリのドライブだ。

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途中で棚田の美しい観光スポットに寄る。棚田を望むレストランがある。でも、物売りがうるさいので、ちょっと見てすぐ出発。途中の山中の風景のほうがドラマチックでいい。

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途中のワルン。ここで昼食を買う。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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アユンサリに到着。さすがに素晴らしい絶景。アユン川渓谷を望む深い谷と、山々。ただ残念ながら曇っていて、はっきり見えない。それでも、眼前の広大な空と山々の緑は最高。そのうち、山の向こうから雲が湧いてきて、雨が近づくのが見える。そしてスコール。

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谷のそこここから蒸気が沸き起こり、まるで龍のように山稜を這い、天に昇る。いくら見ても見飽きない光景だ。その間、京子さんの友達の現地の人々と食事したり、子供たちは遊びまわる。

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子供たちと。バリの子供たちはかわいいね。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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アユンサリで京子さんと。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
おかげで楽しい時間がすごせた。ありがとうございました。

サリワンギに帰って、昼寝していたら、ジョロームに呼ばれて起きた。今日の夜はバーベキューなのだ。マニックが、彼のお母さんに豚のサテ(串焼き)を作ってもらい、ジェロームとポーさんが魚を買ってきた。

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サテはおいしかった。ただ外国人向けにソースが辛くなかったのが、ちと残念だったなー。

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魚を焼くマニックとポーさん。魚はしかし、店のほとんどが休んでいたし、ここは山で、少し古かったようでマニックが匂いをかぎ「僕の体がノーといってる」と判断。結局、京子さんがポンドッククチルの猫たちの豪華なおみやげにした。ジェローム、今度もしバリであったら、新鮮な魚でバーベキューしようぜ。12時過ぎ就寝。

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